水曜日、こんなニュースを見つけた。
<代用貨幣>進駐軍のメダル発掘 奈良教育大敷地
毎日新聞が15日(水)11時12分に配信したものだ。
発掘と奈良という言葉が目に飛び込んできて、古代史かと思った。でも、よく見ると違う。興味を感じた。
記事によれば、
『進駐軍が基地内の娯楽施設で使うため造幣局(大阪市)に作らせた「代用貨幣」(メダル)247枚が、奈良市高畑町の奈良教育大の敷地発掘調査で見つかった。
とのこと。メダル... 初めて聞いた。まあ戦勝国の進駐軍(占領軍)だから、それくらいのことはさせるかなとも思った。でも、発掘というのが、なんだか変な感じ。何で埋めたんだろう。何で、奈良教育大が発掘なんかしたんだろう。
記事を読み進めると、教育大の敷地は、戦時中は旧日本陸軍奈良連隊の駐屯地。戦後、進駐軍が接収して「キャンプ奈良」としていたようだ。大学の沿革を見ると、この大学は最初から現在地にあったわけではなく、昭和33年「キャンプ奈良C地区(現在地・高畑町)」に移転と書いてあった。
・・・だから教育大の敷地から出たのか。
発掘場所は新薬師寺の旧境内で、同大学が1月、史跡整備に伴って調査したら出てきちゃったようだ。
でも、なんで進駐軍、埋めていったのかな。
・・・謎だ。