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全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

宇宙戦艦ヤマト2199 第二章

2012-07-06 06:35:15 | 全英連参加者 2012

 6月30日に公開された。初日に見にでかけた。毎度のことなのだが、ネタバレになるのでこまかいことは書かないことにする。でも、一つだけ書いてみよう。

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 反射衛星砲
 冥王星にあるガミラス前線基地の兵器名称である。基地から高エネルギービームを冥王星衛星軌道にある反射衛星に向けて発射。複数の反射衛星を経由しつつ、目標(ヤマト)を攻撃するものである。これ、あるもの*のモデルになっていると、僕は、思っている。

 SF作品と科学論文の境界線は何か。ある人は原稿料をもらうとSFで、掲載料(ごくわずか)をもらうか、無料の場合が科学論文だと言ったらしい。出典がわからないので、えらそうなことは言えないけど上手いと思う。今でこそあたりまえの存在になっている通信衛星。このアイディアは、一般にはアーサー・C・クラークによるものとされる。正確には広く一般に広めたのがクラークである。
 反射衛星砲は、衛星を通信を伝達するものではなく、高エネルギービームの中継器とした。このアイディアはやはり、衝撃的なものだった。機動戦士ガンダムでスペースコロニーが登場するまで、SFの世界では最大のギミックだったと思う。宇宙戦艦ヤマト2199では、実は反射衛星砲のシステムは、本来は別の目的のために、冥王星の衛星軌道を回っていることになっている...

 第三章が楽しみである。

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 *レクイエム(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
 軌道間全方位戦略砲と呼ばれる地球連合軍の戦略兵器システム。月面ダイダロス基地に設置された巨大ビーム砲と、月の周辺に配置された複数の廃棄コロニーから成る。

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