全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

オリンピックスローガン

2012-07-30 05:46:43 | 全英連参加者 2012

 2010.02.21、「WITH GLOWiNG HeaRTS
 2006.02.22、「Passion lives here.

 僕のブログは2005年スタート。以降、オリンピックは、今年を含めて4回である。上の2つは、バンクーバー大会(2010年)、トリノ大会(2006年)のスローガンだ。北京大会は書いていない。
 ・・・調べてみたけどなかった。

 ロンドンオリンピックのスローガン、「Inspire a Generation」は、なかなか日本語にしにくい。目的語の「a Generation」は、開会式を見る限り、nextの意味と見ていいだろう。「次世代にひらめきを与える、元気づける」なのだが、パチンとはまる、日本語にできない。

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 日立グループの企業スローガンは、「Inspire the Next」である。参考にしようと考えて、ウェブサイトを見てみた。引用させてもらう。

 「Inspire」の語源は、ラテン語の「In」(中へ)+「Spirare」(息吹)。<中に吹き込む>、<膨らませる>、<鼓舞する>という意味の他、<精神、意識を高揚させる>、<元気づける>など、生命に関わりのある意味を持ちます。また、「Inspire the Next」の「Next」の後に何も置かなかったことで、その後に続く言葉として、時代、アイデア、製品、システム、ソリューションなどが自由に思い浮かべられます。このNextに続く言葉をステークホルダーとともに考え、共有していくことも、コーポレートステートメントの狙いのひとつです。
 「Inspire the Next」は、これからの時代や社会に新しい息吹を吹き込んでいくのは私たちであるという、次なる時代に挑む日立グループの「開拓者精神」に通じる姿勢を表現しています。また「ブランドプラットフォーム」に示した"社会が変わるとき、変えるのは日立でありたい。日立は社会とともにこれからも変わっていきます。"という決意は、次なる時代に向けて自らを変革していく日立の意志が込められています。

 なるほど...

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 Inspire a Generation
 次世代を元気づけよう... ダメだなあ。

 公式日本語訳ってあるのだろうか。少なくとも、新聞報道などにある「世代を超えたインスピレーション」では、絶対違うと思うのだが。

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