7月24日(火)、夏の甲子園秋田県予選決勝は、能代市立能代商業高等学校と、秋田市立秋田商業高等学校の対戦。秋田商業高校が9回裏3点を取り、逆転サヨナラで甲子園出場を決めた。
惜しくも敗れた能代商業高校は、来年3月末で能代市内の県立高校と統合、閉校になる。去年も取上げたことだが、ある程度詳しいことがわかったので、まとめておこうと思う。
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2校の位置関係
Yahoo!ロコGoogle Mapを使い、商高から北高へ徒歩でどれくらいかかるか調べてみた。距離は1.491.3km、時間1816分である。お隣さんである。
能代北高校(県立女子校)
全日制:普通科・国際コミュニケーション科
(1914年:能代港町立能代実科高等女学校として開校)
平成24年度入試
定員120名
前期選抜24名、合格24名
一般選抜90名、合格91名
後期選抜6名、合格5名
能代商業高校(市立共学校)
全日制:情報ビジネス科
(1906年:能代青年団夜間学校設立)
平成24年度入試
定員120名
前期選抜36名、合格36名
一般選抜78名、合格79名
後期選抜定員6名、合格5名
2校とも創立は明治から大正期。伝統校である。
統合により発足するのは秋田県立能代松陽高等学校である。位置は能代北高校商業高校。統合新校のウェブサイトを見ると、学校の施設は順調に建設中のようだ。新校は男女共学6クラス。全日制普通科3クラス、国際コミュニケーション科1クラス、情報ビジネス科2クラスの3課程併設校になる。旧能代北高校が1クラス増、旧能代商業高校が1クラス減である。
北高校はSELhiにもなった学校。商業高校は、就職実績も堅実、スポーツ強豪校である。それでも、統合。サッカーの清水商業高校もそうだが、生徒減少期とはいえホントに大変である。
能代商業の野球部生徒諸君 |
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2012.01.12、「KIYOSHO」
2011.08.03、「’11 夏の甲子園出場校分析」
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文中の間違い訂正
地図入替(ほぼBlogzineで表示したものと同位置)
(以上訂正:2014/10/18)