![]() |
1月17日は、『平成7年(1995年)兵庫県南部地震』・『阪神・淡路大震災』発災日である。 平成7(1995)年1月17日(火)発生、22年が過ぎたことになる。 |
昨年末、勤務校では防火防災訓練が行われた。地震発生、グランドへの避難訓練。学年ごとに煙体験、消火訓練を実施した。1年生は起震車で『関東大震災』の揺れを体験した。
その日の帰りのHRで、あることを生徒に聞いてみた。
『東日本大震災クラスの地震が起きて、家がダメになっている場合、家族はどこに集合だ?(住んでいる地域の広域避難場所は?)
決まっている生徒は40名中5名だった。
+++++ +++++ +++++
兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)
1月17日(火)5時46分52秒。学校に生徒がいない時間。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
3月11日(金)14時46分18。学校に生徒がいる時間。
+++++ +++++ +++++
義務教育の学校ならばともかく、高校は通学範囲が広い。僕のクラスの生徒も、半数以上がJRやバスを使い通学している。家庭環境も昔と違い、共稼ぎが多い。大規模震災の場合、家に帰ることだけでも大変なのだ。
連絡がラインでできて当たり前なのは、平時だからである。
災害時、ケータイやスマホのネットワークも、基地局がきちんと動いていてこそ。帰宅困難者、情報ネットワークからの迷子になると、相当おそろしいことなのだ。それを生徒たちは、あまりよくわかっていない。僕たち大人もなんとなく忘れがちである。
集合場所について家族で決めることの大切さを話した。きちんと話し合ってくれただろうか。