地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

下草刈り

2011年05月08日 | 沢田の柿育て隊

 

久しぶりの柿山は新緑に包まれていた、柿の花芽が剪定の成績表だ

 今日暑かった。「高梁市では30.4度と今年初の真夏日となり、岡山市でも28.2度を記録した」とテレビのニュースが報じていた。じっとしていても汗ばむくらいの暑さだった。

 そんな暑さの中で、今日の午前中には柿山へ上った。3月に苦労して剪定を終えて、野菜づくりも始めるなどして、この間気になりつつも柿山へ行けていなかった。

 今日は朝8時過ぎには柿山に上った。「沢田の柿育て隊」としての共同作業で、柿の木の下草を刈るためだ。

 今日の下草刈りには、草刈り機をお持ちの方が三人も出ていただき、計14人での賑やかな下草刈りとなった。自分自身のオーナー木の下のみならず、柿山の通路やのり面なども刈って、とてもスッキリした。たくさんの方がご参加いただくと、とても作業が早い。これからも、たくさんの方がご参加いただけると嬉しいのだが。ともあれ、これで今月下旬の第一回目の予防がし易くなった。

 それにしても、今日はショックなこともあった。過日剪定をした、その成績表が、枝の伸びそして花芽としてでている。我がオーナー木(友人との共同木も含めて)の花芽の付き方が悪かったのだ。

 昨年・一昨年と二年続けて、我がオーナー木は豊作だったので少しは気を休ませないと思い、かつ摘蕾・摘果の手間が少なくてすむとの負け惜しみを言いつつも、少しだけ残念な思いだ。ま、友人の木の一本が順調なので、収穫の際には少しだけ頂くこととしよう。

 下草刈りを途中少しだけ中断して、私たち「柿育て隊」の柿くりをご指導いただいているKさんのご厚意で、Kさん管理の竹藪へタケノコ堀りに行った。今年は昨年の酷暑・小雨の関係で、タケノコの実りが悪いとのことだったが、みなさん各々お土産を持って帰られていた。とてもていねいに手入れがされた竹藪で、それは見事だった。私も何本か掘ったが、タケノコ堀りも簡単ではなかった。この年になっての初体験だ。(竹藪の写真は、ゴンタさんから借用。感謝)

 さてさて、今日から本格的に開始した沢田の柿育て。例年は10月20日から「沢田の柿生産組合」の柿の販売が始まる。つまりその頃が、沢田の柿の収穫の始まる頃となる。今年も甘い沢田の柿が食べられることを楽しみに、これから暑くなり、厳しい作業とはなるが頑張っていこうと思う。 

 

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山の上ホテル

2011年05月08日 | 読書

 

『山の上ホテルの流儀』を読んだ、以前にはその楽しみ方を知らずに泊まった

 今日は最高気温が27度との予報で、暑くなりそうだ。そんな中で、今日は沢田の柿の下草刈り、そしてタケノコ堀りだ。暑いけど頑張ろう。

 ところで、連休中は自堕落な過ごし方をしたが、それでも何冊かの本を読んだことは書いた。その中の一冊に、山の上ホテル社長・森祐治著『山の上ホテルの流儀』(河出書房新社刊)がある。

 「食こそ美の美であり、これに比すれば、美人など数段下ります。旨そうなにほひが台所から流れ出る時、そっとのぞきに行かない様な方は先ず自分の頬でもつねってみて、死んでいないかどうか確かめて頂きたいもの。生きるために食ふなどとは嘘も大嘘で、人間は本来うまいものを食ふためにこそ生きるもの」

 上の言葉は、著者が本の中で紹介している「山の上ホテル」の創業者・吉田俊雄が語ったものだそうだ。

 この『山の上ホテルの流儀』の「はじめに」の書き出しは、「東京御茶の水、駿河台の高台に小さなクラシックホテルがあるのをご存じでしょうか」だ。この本の第2章に「多くの作家に愛されたホテル」とあるように、私もその認識でいる。私は神田の古書街に行く際に、いつも御茶ノ水駅で下車して、山の上ホテルを横目に見て歩いた。

 そして、その山の上ホテルに泊まったことが、一度だけある。ただ、この本に書かれているような、「客室わずか74室、7つのレストラン、3つのバー」のホテルを楽しむことは出来ていない。再度泊まって、「てんぷら山の上」でてんぷらを食べ、ルームサービスも楽しんでみたいと思っている。

 著者の祖父母である創業者・吉田俊雄・令子夫妻が、このホテルで目指したものは、「『誠意』と『真実』をお客様に提供する」ことだそうだ。私も出会う方々に対して、「誠意」と「真実」で向き合っていきたいとも考えたりもした。

 そしてまた貧しい身ではあるが、「高価ではない」が前提となるが、美味しいものをできれば食べたいと願っている。連休中に読むに相応しい本だった。

 

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