四度の手術を乗り越えて、今日も元気にボランティアをする友人の姿に感銘
「わがガンも犯罪被害も突然に落ち度なき身を襲う悔しさ」
「四度目の再発乗り越え安定すこの束の間をこそ支援に生きめ」
上記の句は、今日畠瀬本店でランチをともにした友人の句だ。「立ち上げる」と題した10句の中の2句で、平成22年度「第45回岡山県文学選奨」の短歌の部で、「準佳作」に入選した作品だ。これらの作品は『岡山の文学 平成22年度岡山県文学選奨作品集』に掲載されている。
さて、先の句でもわかるように友人は癌を患い四度手術した。それでも今は元気であり、「犯罪被害者支援」のボランティア活動をほぼ毎日頑張っている。
私のような横着者は入院・手術を一度でも経験すると、もうボランティア等をする元気も勇気も出ないと思う。それだけに、四度の手術を乗り越えて、「この束の間をこそ支援に生きめ」との思いに感嘆する。
美味しい畠瀬本店のランチをいただきながら、そんな友人と近況を語り合いながら、何気ない会話を楽しんだ。そんな時間が、もう少しだけ年月を重ねてもてることを願う。
現在は山場、正念場、そして修羅場を生きている、でも畑作業は待ってくれない
先週から来週までの三週間、「時間豊か自由人」(「時間リッチ自由人」を改めた)の身であるのに、時間がない。毎日手帳にびっしりと書き込みがある。「今が山場」とか「正念場」という言葉があるが、今の私にはそれに加えて「修羅場」がピッタリかも。なんとか来週を切り抜けると、少しだけ余裕が出来るのだが。ホント、悩ましい日々だ。
そんな中で、昨日は児玉清さんの訃報に接した。75年以来司会を務められたクイズ番組「アタック25」の司会を休む、との記事に接したのはつい先日のことだ。3月末に胃ガンが見つかり、もう鬼籍に入られてしまった。余りに早い、寂しい限りだ。人生、何が起こるか分からないということを改めて教えられた。今は超ハードな日々だが、一日一日を大切にして生きていきたい。
そんな日程に追われる日々だが、春から増えたのが畑作業だ。この畑作業は、「暇になったら」は通用しない。早朝に水やりをして、夕方に作業をする。昨日はさつまいも・「紅あずま」を植えた。そして、このところ朝食に食べている「サニーレタス」の種を植えた。「時期を変えて植えておくと、いつでも食べられるよ」とのご指導を受けたからだ。また、トウモロコシも種を一畝植えたりもした。
お野菜の苗や種を植えたりと頑張っているが、調子よく育ってくれているのや、枯れる寸前のものもある。なかなかに難しい。昨日は書店に山と並んでいた「野菜づくり」の本から、一冊を選んで購入した。現在の状態を切り抜けられたら、読んでみようと考えている。
そんな中でも、月曜日・16日にはいつもの廣榮堂で、「梅」と名付けられた和菓子を食べてのんびり過ごしたりもしている。私にはそんな時間が大切であり、そろそろ「断捨離」が必要な時期だろうかとも考える。