東公民館「オープンカフェ“三木”」が今日からスタート、大いに賑わった
もう初夏かと思うほどに、いいお天気の今日、東公民館では「オープンカフェ“三木”」がスタート・オープンした。今日はオープン記念ということで後半は「歌声喫茶」と変身し、会場いっぱいの参加者で大いに賑わった。
この「オープンカフェ」は、東公民館と多様に多彩に活動を続けている「あかれんがクラブ」の共催で、毎月一回第三木曜日の午後(13:30~15:00)開催される。そこで「オープンカフェ“三木”(さんもく)」と名付けられたようだ。
この「オープンカフェ」は、「コーヒーを飲みながら、フリートークやグループトークをしたりして、月に一度公民館でゆっくりすごしてもらおう」との趣旨で開催されるとのことだ。
それにしても、この「オープンカフェ」は、マイカップ持参でコーヒー代100円で、お代わり自由となっている。あかかれんがクラブのみなさんが、コーヒーのお世話などは全てされていて、みんな笑顔で心地よい空間ができている。
そして、来月はもう既に「東公民館・大正琴」のみなさんが、趣旨に協賛して、演奏を楽しませていただけるとのことだ。素敵な演奏を楽しみにしている。また人気の「歌声喫茶」は、次回は11月にオープンとのことだ。
今日はスタートということで、私も少しの時間だが参加させてもらった。働かせていただいていた当時の利用者の方々にもお会いでき、嬉しい時間となった。
この「オープンカフェ“三木”」は、来月は6月16日(木)13:30~だ。あなたも参加されて、心を解放されては如何。
長編記録映画「無言館」上映&窪島誠一郎館主講演会、いよいよ今月29日だ
私が今取り組んでいる活動の一つが、今月29日(日)に開催する長編記録映画「無言館」上映&窪島誠一郎館主講演会だ。この内容で1000円(当日は1300円)だから、とてもお得感の強い企画だ。是非とも参加してと欲しいと、まずはお願いする。
内容がよくかつ格安とは言え、今日本全国が「東日本大震災と東電原発事故」で暗い気持ちとなっている中では、正直チケットが動かない。いろんなイベントでも、同じような悲鳴に似た声が聞こえてくる。みなさん、とてもご苦労されているようだ。
ところで、今回講師として久々に岡山においでいただく窪島館主は、『無言館 戦没画学生「祈りの絵」』(講談社刊)で、次のように書いている。
「戦争にとことこ苦しめられ、口にいえぬ辛酸をなめながら貰い子の私を慈育し、報われぬまゝ先年この世を去った両親への憐れみがあったと思う。憐れみというのも甘い言い回しだけれども、私は死んでいった画学生のどの絵にも、あふれるような存命の歓びと肉親への感謝を発見して瞼がぬれた」と。
今、「東日本大震災」や「東電原発事故」によって、それまでのかけがえのない「命」や「日常」が奪われ塗炭の苦しみの中に陥っている状況は、まさに戦争と酷似している。
こんな時だからこそ、今回の映画「無言館」を観て、窪島館主の講演を聞いて欲しいと願う。画学生が出征前に、「あと10分、故郷や愛する人を描いていたい」との思いを受け止め、「命ある喜び」を感じて欲しいと願う。
是非とも、29日(日)の日曜日、たくさんの行事があろうが、是非とも三木記念ホールに足を運んで欲しい。あなたの心の中に、何かが生まれることは間違いないと思うから。