「劇団若獅子&亀治郎」公演を振り返り、来年の歌舞伎公演へ夢を拡げた
いゃー、楽しかった。そして疲れた。「たのたの庵」での一日店員は、いくつかのことはあったが、ま、大過なくさせていただくことが出来た。感謝だ。その内容については、明日また報告する。
それにしても今日は晴れたものの、昨日まで三日間雨が降り続き、さすがに気分が滅入る。また東日本大震災や東電の原発事故が、我が心に暗い影を落としてることも否めない。こんな時だからこそ、元気で明るく「日常」を大切にして過ごしていきたいと思う。やっくきょうは晴れた。嬉しい。そして「日常」を変わりなく過ごせる幸せを感じている。
そんな昨日は、去る4月21日の「市川亀治郎&劇団若獅子」公演を成功裡に開催して最初の「おかやま・歌舞伎・観る会」STAFF会議が開催され、参加させていただいた。
公演当日は、「歌舞伎・観る会」のSTAFFのみなさんが輝いていて、笑顔もあふれていた。加えて、来場いただいた観客のみなさんも笑顔が輝いていた。笑顔があふれる、何より嬉しいことだ。
市川亀治郎丈は終演後のカーテンコールで、「ボランティアで頑張ってくださっている『歌舞伎・観る会』のみなさんがいればこそ、こうした公演が開催できる。お帰りの際には、『ありがとう』と一言お礼の声をかけてください」と言っていただいた。ありがたいことだ。
昨日はSTAFFの一人であり、様々な機会に素敵な歌声を披露しているZさんのミニコンサートから始まった。その後会議となり、新国劇と歌舞伎の史上初のコラボレーションによる「一本刀土俵入り」等の当日の公演の素晴らしさを口々に語り合った。
そして、「劇団若獅子」代表の笠原章さんと市川亀治郎丈を囲んでの記念写真を受け取り、かつ笠原さんと亀治郎丈のサインを抽選でゲットしたりもした。また銀座「縁起いい屋」さんよりプレゼントされたクリヤホールダーやハンドタオルも記念品として配付された。
そんなことを受けて、みなさんやはり「公演を主催したい」との強い思いを語り合った。そして、来年の歌舞伎公演へ夢を拡げた。
私としても、三年ぶりとなった主催公演を成功させた力を、是非とも来年へ継続させて、本物の歌舞伎公演を地元岡山で開催したいと考える。少しだけ、元気を回復した会議だった。
このところ野暮用が日々そして連日ある、忙中閑ありで「カフェコムサ」へ
GW中は別として、4月中旬から今月末頃までは、日々いくつかのそして連日ある所用に忙殺されている。このところ一日に3ラウンドくらいの用事がある日も続いている。いささか疲れ気味で、逃げ出したい気持ちになる時すらある。課題も山積みで、悩む日々でもある
昨日は、気分転換にと午前中に映画を観た後、県社会福祉協議会へ立ち寄り、夜は「歌舞伎・観る会」STAFF会議へ参加した。その会議は途中で中座して、「ペシャワール会」の中村哲代表の講演を聞く予定していたが、それは叶わなかった。残念だ。
そんな過密スケジュールとなると、心も体も悲鳴をあげる。そんな時は、美味しいコーヒー&ケーキに限る。昨日は、「カフェコムサ」でコーヒーブレイクした。
昨日のシフトは、私が美しいといつも思う方で、笑顔が眩しかった。コーヒーもお代わりをお願いして、まったりと過ごした。心地よい時間を過ごした。
弘前が舞台の映画「津軽百年食堂」、「故郷はいいなぁー」の言葉が染みた
毎日毎日雨が降り続くので、気分転換で映画を観に行った。こんな時は心温まる映画を、そして東日本大震災の津波で奪われた故郷や日常を思い、選んだのは「津軽百年食堂」。格別知った俳優がなく、単に雰囲気で選んだ映画だ。
見終わって、映画のHPを見ると、「陽一と賢治という2人の主役を劇場用映画初主演とは思えぬ演技力で演じ切ったのは、人気お笑いコンビ、オリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦」と書かれていて、初めて主演の俳優を知ったくらいだ。女優は知っていても、男優には興味のない私だ。
映画の中で、主役の陽一が「故郷っていいなぁー」と二度呟く。津波に流された東北地方の映像を何度も見ていただけに、心に染みた。また映画では、一人一人のそれぞれの人生が描かれる。私の子どもの頃の記憶も蘇って涙したりもした。
ところで、「さくらの写真は、好きな人への熱烈なラブレター」、その言葉が私に響いた。そんな形で好きな人への熱い思いを送る。とても素敵だ。映画のクライマックスのシーンは、「弘前さくらまつり」だ。
それにしても、脇役には結構知った顔の俳優さんを集めてはいるものの、地味な映画だ。昨日の観客は、私たち以外には2人だった。
「故郷を想うこと、家族を想うこと、それぞれが誰かから何かを受け継ぐこと‥。忘れかけていた心が、心地よく目覚めていく。価値観の定まらぬ今だからこそ、百年の心の繋がりを描く感動の物語が、全ての人の心を癒す」とのHPの紹介があるが、心癒された映画ではあった。