地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

山口百恵

2011年05月12日 | 読書

 

70年代は混沌としながらも元気あふれる時代。その象徴が山口百恵だった

 私の手許に1980(昭和55)年10月18日付「毎日写真ニュース」( 1366号)がある。「百恵ちゃん もうこれっきり・・・」と引退コンサートを報じているものだ。なお、このコンサートは10月5日に開催されている。

 「11月、タレント三浦友和との結婚を前に歌手・山口百恵のさよなら公演が、日本武道館で行われた。場内のきょう声にくらべ、冷静だった百恵も、終盤、感きわまってきたのか、顔をふせ、言葉も途切れがち。各地のさよなら公演でも見せなかった涙が流れた。約30曲を歌い続けた百恵は小さなスポットライトの中に消えた」。

 山口百恵は、1973年にデビューしている。そして引退は、人気絶頂の1980年。以来公式の場には、一切出てこない。見事という他はない。

 ところで、私の携帯の待ち受けは、一貫して山口百恵の「いい日旅立ち」だ。1975(昭和50)年に開催された「篠山紀信が撮った。山口百恵8年間の全記録写真展 百恵も燃え」を、大津市膳所にある「西武百貨店」まで見に行ったりもした(写真はそのチケット)。

 また、山口百恵のファイナルコンサートのビデオや直筆のサインも持っている。また1980(昭和55)年9月に発売された、篠山紀信の写真集『百恵』(集英社刊)も購入している。
 もう一つの写真のカードは、「山口百恵の引退の日に、本人にプレゼントする『メッセージカード』の用紙」だ。結構、山口百恵のファンだった。

 写真家篠山紀信はその著書『元気な時代、それは山口百恵です』(講談社刊)で、その山口百恵について書いている。

 「百恵さんが走り続けた70年代は、(中略)混沌としながらも元気あふれる時代。その象徴が山口百恵でした。百恵さんを語れば70年代を思い起こし、70年代を語ろうとすれば百恵さん抜きでは語り得ない」と。

 篠山紀信の「写真家人生50年で、エッセイを初めて書いた」という著書を読んで、山口百恵についての手許の関連グッズを取り出して眺めたりもした。そして、70年代の私自身を少しだけ振り返ったりもした。その当時は、私ももっと元気だった。

 

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西節子個展

2011年05月12日 | 展覧会・講演会

 

「西節子 日本画展 -過ぎてゆく-」、素晴らしい作品群に魅了された

 昨日も終日雨。午後からは、雨が激しくなった。そんな昨日は、親しくさせていただいている方々の展覧会に行かせていただいた。 そのお一人は、日本画家・西節子さんだ。西さんとのお付き合いはずいぶんと古い。しかし、画家になるとは夢にも思わなかった。ホント、私は人を見る目がない。

 その個展は、「西節子 日本画展 -過ぎてゆく-」と題されて、富町にある「アートガーデン」で、昨日から開催されている。これまで画廊喫茶「摩爐扇」を皮切りに、最近はタカシマヤの画廊で二度続けて開催されてきた。

 その今回の個展について、案内のハガキには「無情な時の流れは何事もとどまることを許しはくれない。自然のいとなみも儚く移りゆくけれど、また新しい生命へと受け継がれてゆく」と書かれている。

 西さんの画家となって初期の頃は、白を基調とした絵、そして人物画が多かった。しかし、今回の個展ではコンクリートやアスファルト、マンホールなどの無機質なものと、そこに生えている雑草などの生命力の強さを対比して描いている作品が多い。相変わらず白が基調ということに変わりはない。そうした作品群には圧倒された。感動すらした。

 私はそうした絵と同時に、小品ではあるものの花の絵も大好きだ。お花が好きな西さんであり、花に優しい愛情を注いで描いた作品はどれも心地よい。とても素晴らしい作品群に魅了された。外は雨なのに乾ききっている私の感性に、久しぶりに水やりできたという思いだ。

 私のお気に入りの作品・第42回日展入選作「過ぎてゆく」と一緒の写真を撮らせていただいた。下手な写真で申し訳ないのだが、アップさせていただく。なおこの個展は、5月16日(月)まで開催されている。とても素敵な個展故に、是非とも鑑賞されることをオススメする。

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クレパス画

2011年05月12日 | 展覧会・講演会

 

「岡山・グループいろの旅人 クレパス展」、素敵な趣味をお持ちの方々だ

 「クレパス画」というと、私がすぐに思い浮かべるのは、何故だか分からないのだがスイトピーの花だ。しかし、今日会場に入って、その思いが間違いであることを確認した。

 その展覧会は、天神山文化プラザで一昨日から開催されている「第3回 岡山・グループいろの旅人 クレパス展」だ。私が親しくさせていただいているのは、その代表をされているNさんだ。

 さてその展覧会には、Nさんを始めとして9人のクレパス画が展示されている。その中にスイトピーと題された作品も一点あるにはあった。しかし、Nさんの「炎のごとく」(写真)のように、油絵を想わせる濃い色彩の作品も多かった。会場でお会いしたNさんに、そんな色づかいについて、少しだけお話しを聞かせいただく機会を得た。感謝だ。

 それにしても、「岡山・グループいろの旅人」のみなさんは、月2回の例会を開催されておられるとのことだ。「趣味で絵を描く」、なんて素晴らしいことだろう。私のように図画工作、そして音楽ともに5段階評価で、いつも「2」をいただいてきた身には、絵は描けずカラオケすら歌ったこともない。少しだけ切なさを感じて、会場を後にした。

 そうそう、写真の麦はNさんが育てられている麦茶用だそうだ。Nさんは写真も格段にお上手で、様々に人生を楽しんでおられる。私も見習わなければと、刺激もいただいた。

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