今日は岡大へ定期診察に、診察室には「電光掲示板」が設置されていた
昨日は午前中の一時期だけだったが、今日は朝から雨が、しかも強く降り続いている。明後日の水曜日を除いて、雨の予報となっている。なんだか、もう梅雨入りしたみたいだし、今日は少しだけひんやりもした。体調管理が大変だ。
そんな今日は、岡山大学病院の定期診察日だ。2~3ヵ月に一回、原発性アルドステロン症などの関係で、血液検査を含めて診察がある。
血液検査の採血開始は午前8時だが、コンピューターによる再診の受け付け開始は7時30分からだ。私の主治医の予約は、一番早い8時30分にしていただいているので、採血の結果が出るまでに約1時間を必要とするので、できるだけ早い時間に採血をと、朝は7時には家を出た。
岡大での診察は毎回血液検査があるので、一週間位前から緊張する。母が糖尿病を患っていて、診察日の前になると甘いものなどを「診察があるから」と我慢していたのを思い出したりもする。
そして、私はと言えば、今回は「山場、土壇場、そして修羅場」へ突入しているので、ウォーキングやストレッチをサボったままで、診察日を迎えざるを得ず、いささか心配しながら今日の日を迎えた。
さて、今日病院へ到着したのは7時半前。まずは採血場所へ行き、順番を確保した。7番目だった。それから再診受付へ行き、受け付け器に診察券を通すと、ナント「保険証が変わっているので、保険証確認窓口へ」という非情な文字がアップされてきた。
案内の方に相談するも、当然だがどうにもならない。「保険証確認窓口」がオープンするのは、8時30分の直前だ。受け付けを終えてペーパーが打ち出されなければ、次のステップへ進めない。採血していただけない。やむなく、せっかくゲットしていた7番の順番は放棄した。
その代わりではないが、「保険証確認」のための5番の番号札を案内の方からいただいた。受け付け開始まで時間はあるので、「野坂昭如と私 介護の二千日」と副題のついた『リハビリダンディ』を片手に、スターバックスへ行った。いつもなら、コーヒーと合わせてシナモンロールをオーダーするのだが、採血前なので我慢した。採血と食事は何の関係もないが、食事をした直後だと数値が悪くなる気がして、毎回食事は採決後としている。
待つことしばし、やっと保険証の確認を終えて、採血所へ急ぐと71番の番号となっていた。その時間の採血は37番目の人が呼ばれていて、待ち時間は22分と表示されていた。呼ばれたのは8時50分、待ち時間はほぼ正確だった。
そして、その後やっとシナモンロールにありついた。スタバは、その日の内であれば、コーヒーの二杯目は100円になるのが嬉しい。のんびりと時間を過ごして、診察室へ行った。
診察室に到着して驚いた。ナント、主治医の先生のお部屋の前には、電子表示がされており、次の診察の方として3つの番号が表示されていた。以前は、名前が呼ばれて診察室に入っていたが、「電光掲示板」は個人情報保護の関係もあっての設置であろうか。
ともあれ、10時には名前が呼ばれて、診察をしていただいた。心配していたカリウムやγーGTPの数値が下がっていて、一安心だった。喜んだのもつかの間、いつもいらっしゃる憧れの女医さんがいなかった。異動があったようだ。少しだけ、寂しかった。
こうして岡大での診察を終えた後は、今度は我がホームドクターの「わかくさ診療所」での診察だ。岡大では原発性アルドステロン症などを見ていただき、高血圧その他の管理は「わかくさ」にお願いしている。それにしても、病院のハシゴとは…。
ところで、その「わかくさ診療所」で3月25日に出産し孵化させたウーパールーパーは、とても大きくなっている。約一ヶ月後の4月30日に出産した我が家のウーパーとは比較にならない。ていねいにエサやりをされているのが分かる。行くたびに大きくなっている。
子ども達は日々成長し、様々な力を新たに獲得していくが、私たち高齢者は日々できることが減っていっている。少しだけ切なくはあるが、それは自然なことだ
禁酒会館中庭で開催された「フォークジャンボリー」で、素敵な歌声を楽しんだ
我が暮らしが山場、土壇場、そして修羅場ともなって三週目に突入した昨日は、深夜から雨の予報だった。が、いつものように午前5時頃に目が醒めると、まだ雨は降っておらず、少しだけ黒い雲はあるものの雨は降る雰囲気はなかった。我が心は動揺した。
その前日に、「翌日は深夜から雨」の天気予報を信じて、畑に肥料をまいたので、雨が降っていなかったので、「え、どうしたの」という感じだ。
その一方では、ずいぶんと以前から友人と沢田の柿のオーナー木の摘蕾作業をすることとして、柿山での集合時間は7時30分としていた。雨が降らない場合には、7時には家を出なければならない。決断が迫られた。
加えて昨日は、私が尊敬する友人が主宰する「おかやまフォークジャンボリー2011 希望」が、禁酒会館中庭で開催されることとなっており、雨の場合には屋内での開催となるが、それにはさすがに狭すぎるのではといらぬ心配もした。
結論的には、雨が降るだろうと7時前に友人に電話して摘蕾作業の中止を伝えた。すると、8時過ぎには激しい雨が降り出した。しかしその雨も10時頃にはやんだ。
そして私は、11時開演の「フォークジャンボリー」に最初から参加した。笠木透と雑歌塾や尾崎ユニット、さらにはこれまた親しくさせていただいている黒瀬尚彦&スプリングカムカムなどの素敵な歌声を楽しませてもらった。
その「フォークジャンボリー」は「3・11 東日本大震災&東電原発事故」を受けて、「希望」と名付けて開催されている。主催者の尾崎さんはこのことについて、「おかやまのミュージシャンはみんな社会性があり、今日の事態に敏感に反応して、様々に活動を展開されている」と語られたのが心に残っている。
また、笠木透さんは「3・11以降、これまでの生き方を根本から変えることが迫られている」と語られ、続けて「日常の当たり前の生活が如何に素晴らしいかを確認し合いたい」とも語られた。「大量生産、大量消費、そして大量廃棄」の社会システムの根本的な転換、そした私たちの暮らし方の大転換が必要となっていると改めて思ったりもした。
途中で中座して、14時30分開演の「岡山交響楽団第51回定期演奏会」で、滅多に聴くことのできないヒンデミット/交響曲「画家マティス」を楽しみにしていたが、我が心と体が少しだけバッテリー切れの感じとなり、残念ながら諦めた。指揮者の杉本さん、そして我が友人の出演者のみなさん、ゴメンなさ。申し訳ないです。
ともあれ、今日からも日曜日まで一日2~3ラウンドの予定が入っており、いささかバテ気味、ダウン寸前となっている。あまり無理せずいきたいのだが、課題山積の日々だ。無事に今週を乗り切れますようにと、今は願うばかりだ。