ごあいさつ
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岡山市子どもセンター理事会；１０周年を機に新たな方針と体制確立へ熱い議論
今日は天気予報通り、終日雨が降り続いた。今日から三日連続で雨の予報で、いささか悩ましい。
そんな今日は、私が監事に就任させていただいている「ＮＰＯ法人 岡山市子どもセンター」の総会に提案する議案を議論する理事会が開催され、私も参加させていただいた。
「岡山市子どもセンター」は設立以来丸１０年間の活動の拡がりの中で、、今年の「おかやまＮＰＯアワード2011」で、「最も市民参画が進んだ組織」ということで、「大賞」を受賞している。それ程に発展し地域に定着してきている。
そして今日は、組織の設立から丸１０年が経過し、新たな飛躍のための方針や体制の確立に向けて、実に真剣な議論が展開された。朝１０時から始まり、１３時までの予定が１４時３０分頃まで昼食も摂らず延々と続いた。
理事のみなさんは、いずれも子どもセンターの役割の大きさに確信を持っており、子ども時代に生の舞台を観て育つと、「人が好き」な人間として、「人が好き」な人たちの中で成長してきていることと実感されている。
ただ一方では、この１０年間で少なからず会員が減少している中での財政基盤の弱体化もあり、議論は真剣でありかつ新たな方針と体制確立への思いは強く、各地域の子ども劇場を単位に豊かな活動を展開することで、会員拡大につなげて、より多くの親子に生の舞台を観てもらおうと心を一つにしていた。
そんな今日の理事会の会議机の上には、各々とても素敵なお花が飾られるなど、心豊かな方々の集まりに相応しかった。
ところで、子どもセンターの舞台を鑑賞するには入会が必要となる。入会金・２００円、会費１２００円（２ヵ月以上の在籍が基本）となっている。
是非とも入会され、子どもの豊かな育ちに向かって様々な取り組みを展開している「子どもセンター」に入会し、ご一緒に豊かになろうでありませんか。そして、素敵な生の舞台を観ようではありませんか、末席を汚す役員の一人として心から呼びかけさせていただく。
さてその「岡山市子どもセンター」の５月の例会は、「人形劇団プーク」の誰でも知っている北欧民話の「三びきのやぎのがらがらどん」だ。開催は５月２９日（日）１４時～、１８時～、の二回公演だ。お見逃しなく。
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を７月７日に上映、鐘仲監督の講演もある
相変わらず「福島原発」の放射能の危険にさらされ続けている。そうした中で、時の首相は活断層の上にある原発としてその危険性が指摘されていた「浜岡原発」の使用停止を要請した。そして、中部電力はそれを受け入れた。
時の首相の、その決断たるやよしである。がしかし、その手法にはいささか問題があると感じる。事前に関係団体や自治体などにていねいな相談もなしに発表する手法だ。民主党政権になって感じる違和感だ。昨日も経団連の会長が「結論だけがボロっとでてくる。過程が全くのブラックボックスだ」と批判したり、自治体の首長さんたちも「説明不足」と声を上げている。同感だ。今年の夏の電力は大丈夫なのかと、心配したりもする。
さて、原発問題が大きく国民を不安に陥れている中で、４月１７日に岡山で上映会があり、大きな話題となったのが鐘仲ひとみ監督作品の映画「ミツバチの羽音と地球の回転」だ。
三回の上映では入りきれず、別の日に見られなかった人を対象とした上映会を開催したほどで、その人気の高さが知れる。
その映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を、私が監事のお役を頂いている「岡山医療生活協同組合」主催で、７月７日（１３時から）に上映会が開催される。鐘仲監督の講演もある。入場料は無料だが、被災者救援カンパが会場で取り組まれる（要事前申込み、岡山医療生協組織部・ＴＥＬ ２７１－７８８０）。
見逃している方は、この機会に鑑賞されることをオススメする。こんな時だからこそ、みんなが原発の問題をしっかり考えたいものだ。私も前回は所用があり見逃していたので、楽しみにしている。
