友人にいただいた招待券で、渋谷天外率いる松竹新喜劇を楽しんだ
最近親しくさせていただいている友人に、「日本香道 ご愛用者謝恩 観劇会」の招待券をいただいた。今朝10時から座席指定券と引き替え、開演は12時となっていた。
座席は気にせず12時前に行こうかとも考え、少し悩んだが10時少し前に会場である岡山市民会館に行った。多分300人くらいの列と考えて行ったが、それはとても甘かった。
私が到着した時には、もう座席指定券との引き替えは始まっており、それでも列は市民会館を半周して取り囲み、荷物の搬入口まで並んでいた。待つこと40分、やっと交換できた。次にはお弁当など記念品と引き替えの行列ができていた。
私は「招待観劇会」等に参加することがないので、つまりご招待をして頂けるような暮らしではないので、今回のような観劇は珍しい。それだけに、これだけのたくさんの列には正直驚いた。
そんな苦労をして入手した座席は、2階1列のお席でとても見やすかった。ラッキー、という感じだ。12時開演で、16時終演と、タップリ4時間楽しませてもらった。
ところで、今日の観劇会は、第一部が「爆笑バラエティショー」で、落語、漫才、そして仲本工事と三代純歌の歌謡ショーだ。そして第二部は渋谷天外の新喜劇で、「鼓」と「8人の幽霊」の二本立てだ。出演は渋谷天外、仲本工事、芦屋小雁、宮園純子、春やすこ等だ。
新国劇は既に笠原章率いる「劇団若獅子」に引き継がれているが、水谷八重子の新派、そして新喜劇が頑張って上演を続けている。新喜劇を支えた初代渋谷天外や藤山寛美によって大隆盛の時代もあったが、私も今回は久しぶりの観劇である。
新喜劇は笑わせて、そして泣かせるのがツボだ。「人情喜劇」と言えようか。私は結構好きだ。そして今日の出演者も、私が知っている名前の方も多く、ずいぶんと楽しませてもらった。少しだけ並んだものの、無料でお弁当や記念品をいただき、その上素敵な舞台も魅せてもらった。ありがたいことだ。
それにしても、このところ多忙な日々が続いていたが、今日は少しだけゆったりと心を解放することができた。やはり生の舞台はいい。ご招待券を譲ってくれた友人に感謝した。
「一夜限りの店員」を引き受けていただいた「たのたの庵」にお礼に行った
昨日は、「たのたの庵」にランチに行った。13日の夜に「STAFFをさせて欲しい」との無理な難題を快く(かな)引き受けていただいた、「たのたの庵」の庵主さんにお礼を言うのを兼ねてだ。
先ず、お茶が出されてくる。そして「今日のランチは」との説明を受けて、「お願いします」と言うと、手際よくランチが運ばれてくる。ランチを食べ終わると、それではとお膳が引かれる。デザートとコーヒーが出されてくる。抜群のタイミングだ。
この間、庵主さんは他のテーブルに座った、たくさんのお客さんの動向にしっかりと目を配られている。自分自身がSTAFFで働いていた時には、そんな目配り・気配りは、とてもできなかった。恥じ入るばかりだ。しかし、それも働かせていただいたから見えてきたことだ。
それにしても、「たのたの庵」のランチはいつ食べても美味しい。「今日はちょっと」と思ったことがない。同時に、いつも居ることが心地よい。こうした素敵なお店と出会えたことが嬉しい。感謝だ。
さてその「たのたの庵」も含めた「吉備土手麦酒」グルーブでは、被災地への第二陣の支援隊が、昨日は現地に着いた頃と聞いた。お店にも、先に行かれた支援隊の現地での奮闘の様子が、壁新聞となって張り出されている。この頑張りに、心からの敬意を表す。「被災地のみなさん頑張って!、そして頑張れ吉備土手グループ」だ。
夜間代替で頑張る友人を激励に行った公民館、ユリノキが美しく咲いていた
私の友人が、以前私が働かせていただいた公民館の夜間職員(15時30分からの勤務)の方がお休みする際の代替として昨晩働くこととなり、激励に行った。
岡山市の公民館は、多くの場合には昼間は館長(嘱託)と社会教育主事と嘱託職員の三人(16館は、他に「安全・安心」担当が配置されている)が働いている。
公民館は、夜は21時まで開館しており、その業務は夜間担当の職員が一人で頑張っていただいている。昼間は三人いるので、誰かが休暇を取っても(他の2人は大変だが)大丈夫なのだが、夜間の方の場合には誰もいないという状態となるので、代替えの方が必要となる。
私のいた頃に頑張っていただいていた方が、高齢となりこの度辞退され、我が友人に依頼があったそうだ。友人は「いつも公民館にはお世話になっているので、恩返しをしなければ」と引き受けたそうだ。その気持ちが嬉しく、友人らしいと思った。
昨日、陣中見舞いに行くと、玄関で行事案内を翌日用に変えている最中だった。館長さんにていねいに教えていただいていた。私も就任当初、慣れないので苦労したことだ。多分友人も少しだけ困惑もしたのではと心配する。
夜間職員の方がお休みする際の代替えなので、年にそうたくさんの回数あるわけではないが、友人には頑張って欲しいものだ。それにしても、引き受けてくれて「ありがとう」という気持ちだ。
さてその公民館には、ユリノキが美しく咲いていた。撮影したのがもう夕方だったので、アップの美しい写真はネットから借用した。乞う、お許しを。