地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

通常総会

2011年05月22日 | 身辺雑記

 

「岡山子どもセンター通常総会」が開かれ、新たな飛躍を誓って心を一つにした

 昨・6月21日は、「NPO法人岡山子どもセンター 第11年度(2011年度)通常総会」が、県立図書館で開催され、私も監事の役をいただいているので、参加させていただいた。

 昨日の総会では、会場に昨年度の鑑賞事業の作品のチラシも張り出される中で、2010年度の活動がパワーポイントを使って、とてもていねいに報告された。その他決算・予算、そして今年度の活動方針や例会について、女性が中心の「子どもセンター」であり、ホント、実に詳しく提案がされる。

 それに対して、各地域子ども劇場から選出された「正会員」(採決権を持つ)から、たくさんの意見や質問が出され、みんなで考え提案が更に深められていく。心地よいほどだ。

 これで三年目となる総会参加だが、決して楽ではない財政運営を心配して、今年初めて会員拡大などの組織問題に言及した発言があった。そうした意識が、今年度の会員拡大につながると確信する。


 そして、役員である理事さんやフロアーから、10年の歴史を経て今「NおかやまPOアワード2011」で大賞を受賞した活動の拡がりに確信を持って、新たな飛躍を開始しようとの発言が相次ぎ、参加者一堂が心を一つに誓い合った。

 そして今年度は、「センター」活動のベースとなる各地域の子ども劇場の活動をより活発にし、プレーパークやキッズフェスティバル、そして公民館と共催しながら展開している「夏休みフリー塾」などの子ども達の豊かな育ちを支えるための事業をより積極的に展開していく方針が確立された。

 そして、それらのつながりを入会へとお誘いしていき、鑑賞事業をより多くの会員で楽しもうと、意識一致がなされた。

 私が監事のお役をいただいているから言うのではないが、現在の子ども達の育ち等を考える時、「岡山市子どもセンター」の存在意義の大きさを痛感する。是非とも子どもセンターに入会し、素晴らしい舞台を観劇するとともに、素敵な諸活動にもご参加をと、心からお訴えする。

 それにしても、総会会場にはお花も飾られ、心地よい雰囲気が醸し出されていた。こうした設営も大切と、教えられたりもした。学ばせていただいた一日だった。

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福岡事件

2011年05月22日 | 身辺雑記

 

「キャンペーン『私はわらじがぬがけない』」に参加して、福岡事件を学んだ

 「冤罪」と聞くだけで、私の琴線が鳴る。「『疑わしいときは被告人の利益に』という刑事裁判の鉄則は再審にも適用される」との画期的な最高裁解釈を出した「白鳥事件(被告は村上国治氏)」を始め、多くの冤罪事件の本が我が書斎に並んでいる。松川、免田、八海、財田川、梅田、下山等々だ。

 しかし、恥ずかしいことに昨日参加させてもらった「福岡事件」については、正直あまり知らなかった。小説や映画になった「復讐するは我にあり」で、扱われた5人を殺害した西口彰事件に関連して、記憶にある程度だった。

 「福岡事件」については、パンフレットから引用させてただく。「1947年(昭和22年)5月20日に、大戦直後の混乱期に起こった。中国人と日本人の2人の商人が殺害された。警察はこれを計画的な強盗殺人事件として捜査を開始。現金8万円を持ち去った西武雄さんを主犯、2人を撃った石井健治郎さんを実行犯として逮捕(さらに5名も逮捕)。2人は翌年に戦後初の「死刑判決」を受け、西さんは1975年突然死刑執行がされ、一方同じ日に石井さんは恩赦で釈放されている」というものだ。

 死刑の執行が迫る中で、教誨師として彼らと出会った古川泰龍さんが、今から50年前の1961年の春、再審請求を開始。網代笠、手甲、脚半にわらじ履きで、全国各地を托鉢して無実を訴えて回った。泰龍さん死去後は、息子の古川龍樹さん(生命山シュバイツアー寺代表)が引き継いで、多くの支援者・学生さんたちの支援も得て「福岡事件の真相と冤罪のない社会を目指して」頑張っておられる。

 昨日は、「福岡事件再審請求50年 キャンペーン『私はわらじがぬがけない』 ~えん罪のない社会を目指して~」の全国キャラバンとして、岡山カトリック教会(岡山市天神町)で「会」が開催された。会場には、「福岡事件」に関する様々なパネルを含めて展示がされてあった。そして、「福岡事件」に関するDVD上映&古川龍樹さんの講演があった。

 こうした展示やDVDを見、古川さんのお話しを聞いて、それまで詳しく知らなかったことを恥じるとともに、ここにも冤罪があったと怒りが湧いた。そして、生涯をかけて我がこととして活動を続けた古川泰龍さんとそのご家族(龍樹さんを始め、全員が支援されている)に感銘を受けた。

 書きたいことは山ほどあるが、古川泰龍さんが詠われた「私はわらじがぬがれない わらじをはいて十年 無実の死刑囚を救うため」の一節を紹介させていただく。ここに、全てが書かれている。

 わたしは ひとり ひとり 街を 村を 訴え 叫び 歩きつづけた
 一億もの人間がいるのだ 無実の死刑囚を孤立させてはならない
 二十年か三十年先 いつかみんなが知って救い出してくれる
 私はそれを信じて 今日も明日も 歩く あるく 生涯 歩く
 たったひとりのいのちすら守れない世の中を 私は信じることができない
 無実で死刑にならない世の中を 私は信じたい 証明したい
 でなければ、私は救われない 生きられない 私はわらじがぬがれない

 このキャンペーンは、今日も岡山大学文法経19番講義室で、13時30分から開催される。昨日の内容に加えて、小畑隆資岡大名誉教授の講演もある。是非とも参加して、自分の問題として考えてくれたら嬉しい。

 

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城下公会堂

2011年05月22日 | 食べ物

 

一度味わいたいと考えていた「城下公会堂のカレー」を食べた、美味しかった

 「公会堂」と言えば、地域の寄り合い所。私の住む地域にも「公会堂」があったが、今は公民館の分館となっている。また、薬師寺主計が設計し昭和初期に建設された「岡山市公会堂」という建物があった。演劇公演なども開催されていた。それ故、「公会堂」という言葉には、懐かしい響きがある。は設計者・薬師寺主計(倉敷の大原美術館の設計者として有名)により昭和3年に造られている。

 その公会堂の名を取り入れた「城下公会堂」がオープンしていて、カレーが売り物となっていた。お店には以前ジャズの演奏会で入ったことはあるが、一度そのカレーを食べたいと思っていたが、なかなかその機会がなかった。

 しかし、昨日はやっと食べることができた。昨日のオススメは、「ベーコンとキノコのカレー」であり、それを楽しませてもらった。

 汗をかきながらカレーを食べ、食後のコーヒーを飲みながら、城下を走る電車などの風景を見ながら、少しだけノスタルジックな気分になった。

 

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