今季一番の冷え込みの中、汗をかきながら半日かけてタマネギ250本を植えた
「西日本は2日、上空に冷たい寒気が流れ込んだ影響で、今季一番の冷え込みとなった。香川県・小豆島では沖合の島が海面から浮き上がってみえる「浮島現象」が観察され、兵庫県の最高峰、氷ノ山でも昨年より19日早く初冠雪を観測した。市街地でも今シーズン初めて厚手のコートをはおったり、マフラーやニット帽を着用して防寒する人の姿がみられた」との報道があった。私の住む地域でも、今季一番の冷え込みの7度を記録した。
そんな中で、今日は昨日土づくりをしていた畑に、タマネギを植えた。紫タマネギ50本を含めて250本を植えた。既に早生を60本植えてはいるが、昨年より少しだけ少ない。昨年はすぐに食べ終わったので、もう少しだけ増やそうかと悩んでいる。
そのタマネギを植えて、先日いただいたばかりの籾がらが早くも大活躍した。その籾がらをかぶせる時に、「頑張って美味しく育ってね」と声をかけた。一時間もあれば終わると思ったのに、半日もかかった。寒さの中でも、額からは汗が流れた。半日働きづめで、さすがに今日は疲れた。
久しぶりに「習志の」、14時からオーダー可のオムライスを楽しんだ
今日のお昼は、昼過ぎまでタマネギを植える作業がかかり、その後昨日の強風で倒れた藁を立て直しに行ったもした。そんなことで遅い昼食となり、思いついたのが14時からオーダーできる習志のオムライスだ。お店に着いたら、ジャスト14時01分だった。
いつもながら満席に近い状態だったが、何とかお席には座れた。当然のこととして、オムライスをオーダーした。多分時間がかかるだろうなと覚悟して待ったら、ナント、すぐに「お待たせしました」の声がかかった。いつもながらに美味しかったことは言うまでもない。
『パパはがんに負けないぜ』、著者の生き様と「親子朝の会」に刺激を受けた
読書の秋だからと言うわけでもないが、過日観たドキュメンタリー映画「ニッポンの嘘 ~報道写真家 福島菊次郎90歳~」に魅せられて、その写真集を図書館から借りて読んだりもするなどしているが、今朝は最近読んだいくつかの本の中から二冊をメモしておこうと思う。
その一冊は、阿部敏之著『パパはがんに負けないぜ 命ある限り、子どもたちに伝えたいこと』(角川書店刊)だ。1973年生まれの著者は、30歳の時にシングルファーザーとなり、37歳の秋に突然「末期がん患者」になっている。そして2011年3月4日に「がんが全身に転移している。残された余命は半年」と宣告される。
そんな著者が、その直後に起こった東日本大震災に心が突き動かされて、「僕はまだ生きている。命がある。まだ伝えられる時間がある」として、講演活動を展開した、その講演録を整理して一冊の本にしたのが本書だ。
著者の講演の柱(従って本書のメイン)は、「親子朝の会」と「夢をかなえるぞッ- 計画」だ。その「親子の会」とは、中学校一年生の長男と小学校六年生の次男と親子三人で、朝4時50分頃に起床(従って夜は午後9時就寝)して、①瞑想する、②感謝の言葉を練習する、③笑いの練習をする、④体を動かす、⑤自主学習をする(曜日毎のテーマあり)、⑥朝ごはんをつくる(おにぎりとみそ汁)の6つを内容とする。
この本には、二人の子どもたちの「親子の会」のことを書いた自筆の作文も掲載されている。著者の生き様と「親子の会」には心動かされ、大いに刺激を受けた。秋のある日、私設の「読書ルーム」で一気に読んだ。
「肢体不自由上下肢機能障がい切断」の織戸郁子さんの生き様に励まされた
もう一冊は、織戸郁子著『今、いじめられているあなたへ』(青志社刊)だ。今年の7月23日付けの朝日新聞投書欄に掲載された、織戸郁子さんの「悪口言う人悪い所持っていく」は大変な反響を呼び、フェィスブックでは86000人以上の人たちから「いいね」があったという。
障がい者手帳には、「肢体不自由上下肢機能障がい切断」と書かれている織戸郁子さんの投書は、「私の兄は両手足の指が一本もない。私も指が一本しかない」と書き出し、「隣家のおばさんが『悪口を言う人が、あなたの悪い所をみな持っていってくれるのよ』とおっしゃった」と続け、いじめられるたびに、「悪い所を持っていってくれる」と信じて「ありがとう」と言ったそうだ。
そしてこの本では、本の題名となっているとおりに、
今、いじめられているあなたへ
いじめているかも、と思っている人へ
いじめられている子を見た人へ
いじめられている子の親御さんへ
先生へ
読者のみなさんへ
と、各々メッセージが書かれている。
障がいを持って生きてきて、いじめも体験され、今は福祉相談員として働かれている著者は「終わりに」で、「『いじめ』が永遠のテーマにならない世の中でありますように」と書かれている。私も深く頷いた。