今朝はまだ露のあるうちから沢田の柿の収穫に、この時期にスズナリは恥ずかしい
このところ体調不良の日が続いていて、様々なことができないでいる。その一つが、沢田の柿の収穫だ。今日は友人と会うので、その際にお渡しして食べていただこうと、朝食も抜きにして、朝7時過ぎには家を出た。
最近は何とも無理が利かない。やる気も起こらない。これが今の咳き込むのを始めとして風邪症状からくるものであると信じてはいるが、その一方では加齢によるものではないかとの不安を払拭できないでいる。
ともあれ、柿山での一人作業は大変に危険だ。今朝などはまだ朝露があるとともに、落葉と柿がずくして落ちているのが相まって、とても滑りやすい。今日も、スッテンコロリしてしまった。一人で脚立などから倒れ落ちて動けなくなったら、ホント、大変だ。気分転換になるし、美味しい沢田の柿が食べられるものの、そろそろ柿育ては無理になってきているかなとも感じる今日この頃だ。
それにしても、ほとんど収穫に柿山に上れていないので、まだ我がオーナー木はスズナリとなっている。他の柿山では、もうお礼肥の散布を終えているというのに。悩ましい。沢田の柿の販売も今月30日を、一応の最終日とされているようである。柿の季節も終わりを告げている。
歌舞伎公演を裏方として支える希有な体験、疲れたがとても楽しい時間だった
昨日は終日、とても楽しい時間を過ごすことができた。日本を代表する伝統芸能である歌舞伎公演を、裏方として支えるというまさに希有な体験だ。疲れがないとは言えば嘘になるし、昨晩も激しく咳き込んでいささかのシンドサが正直体に宿っている。
それでも、昨日の歌舞伎公演の感動と余韻に、今もたっぷりと浸ってもいる。弁慶を演じた中村橋之助丈、そして片岡孝太郎丈がとても素晴らしく感動的な舞台だった。もちろん中村児太郎丈の舞踊似も魅了された。後日感想は書こうとは思ってもいるが(書けないかも)、とりあえず舞台裏を少しだけ報告しておくこととする。
公演名称が「備前おかやま松竹大歌舞伎」とあるように、昨日は大歌舞伎公演である。舞台上が狂言方や鳴り物などとても豪華であるとともに、公演のイヤホーンガイドがあり、歌舞伎グッズについても東京から「縁起屋」さんがお店を出していただいた。
加えて、津山市在住の歌舞伎の土人形の全国的なコレクターである杉本さんの収集された歌舞伎人形の内、昨日の演目にゆかりのある弁慶の土人形が展示された。とても素晴らしく見応えがあった。市民会館がとても楽しいワクワクするような空間となった。
ところで昨日の歌舞伎公演の座頭は、弁慶を熱演し観客を感動させた中村橋之助丈だ。魅力的な方だった。ただ一つ残念だったのは、奥さんの三田寛子さんにお目にかかれなかったことで、今回の巡業公演の楽日である今日の丸亀の公演にはお見えになられるとのことだった。
さて、来年の「備前おかやま松竹大歌舞伎」は2013年11月16日(土)に開催することが決定している。また来年もステキな俳優さんがご出演されると思う。詳細は後日ご報告させていただくが、少し早いが、日程をチェックして於いて欲しいと願う。