明日からの土・日は「催しがいっぱい」、その選択にストレスすら感じている
先週の土・日は私事優先としたが、今週末の土・日はそうもいかない。私が役員をしているいくつかの団体もしくはその関係者の催しが目白押しだ。私に関わる催しを以下に挙げてみよう。その選択には、ストレスすら感じる。これは私だけでなく、芸術・文化の秋であり様々な催しが開催され、どこに参加するのか悩まれている方も少なくないと思う。
★11月10日(土)
*坪田譲治を顕彰する会「坪田譲治のつどい」 13~
*芸術回廊 ダンス・パフォーマンス 駅前&天満屋周辺(15時頃)
*岡山県立図書館・中江有里講演会 13時30分~
*おかやま桃太郎の会「夕鶴と桃太郎の夕べ」 18時30分~
★11月11日(日)
*ルネスホール「イーハトーブinルネスⅡ」リハーサル 9時~
*善太と三平の会「文学碑めぐり」 10時30分~
*岡山医療生活協同組合創立60周年記念フェスタ 13時~
*ルネスホール「イーハトーブinルネスⅡ」 14時~
これだけ行事が重なることも珍しい。県立美術館と芸術回廊以外の催しは、一応私も主催者の一員だ。それだけに悩ましい。加えて、芸術回廊はルネスの空間創造委員会で頑張っていただいている平井さんのパフォーマンスだけに、関係がないわけではない。
私のような者でもこれだけ集中しているので、多くの方々が、日程を調整しつつ参加されるのだろう。私の場合には日曜日が雨の予報であり、これに加えて「沢田の柿」の収穫や、畑作業ではそろそろエンドウの種を撒きたいとも考えていて、相当にハードだ。毎日が日曜日の暮らしだが、そんな日もある。
そんな中で、是非ともご参加いただきたいのが、おかやま桃太郎の会主催の「夕鶴と桃太郎の夕べ」(18時30分~、於三丁目劇場)だ。この企画は、「東日本大震災支援」として開催するもので、立石憲利「おかやま桃太郎の会」会長が「おかやまの桃太郎」を、そして山形県南陽市在住の「夕鶴の里」語り部の多勢久美子さんの「夕鶴」「紅花」などの民話を語っていただく。是非とも、ご参加をお願いしたい。
映画「北のカナリア」を観た、吉永小百合の最近の露出はスゴイ
浦山桐郎監督作品の映画「キューポラのある街」で吉永小百合と出会ったのは、1962(昭和37)年。以来、もう50年の歴史が流れた。その年(1962年)に吉永小百合はビクターから「寒い朝」でレコードデビューし20万枚のヒット。橋幸夫とのデュエットした「いつでも夢を」では「第4回日本レコード大賞」受賞した。
その後、吉永小百合の作品で、私が感動したのはNHKテレビドラマ「夢千代日記」だ(ただし、映画「夢千代日記」はイマイチだった)。そして1988(昭和63)年には映画出演通算100目の市川崑監督作品「つる」に主演。今日に至るまで、吉永小百合は昭和・平成を代表する女優として、第一線を走り続けている。
しかし私的には、吉永小百合の映画としては、映画「キューポラのある街」を超える映画に出会っていない。それは昨日も変わらなかった。昨日観たのは「北のカナリア」。とても豪華な共演陣だ。吉永小百合の年齢で、あれだけアップを多用するのはスゴイ。いつまでも年を取らない。
ただ夫役の柴田恭兵も、恋人役の仲村トオルも、とても存在感がない。とりわけ仲村トオルはかわいそうなくらいだった。男性が輝いていないと、女性が輝かない。吉永小百合の映画の悩ましいところだ。それでも、私の好きな川井郁子が担当した音楽はステキだった。
その吉永小百合の最近の露出はスゴイ。「吉永小百合 私のベスト20DVDマガジン」の発刊、そして「吉永小百合 ベスト100BOX ~いつでも夢を、いつまでも夢を~吉永小百合歌手デビュー50周年記念」の発売。加えて『吉永小百合プロマイド写真集』を出版している。スゴイ活躍ぶりだ。以前であれば、全て購入したが今は我慢している。
ところで、私も今は松たか子に目が向いているが、以前はずいぶんと長く吉永小百合と向き合ってきた。松たか子もいつか、DVDマガジンやCDBOX、そして写真集を発刊するのだろうか。その日を待っている。
「新語・流行語大賞」のノミネート50語、突出した“言葉”が見当たらない
「その年話題となった新語・流行語を決定する『現代用語の基礎知識選 2012 ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート50語が昨日・8日、同賞事務局より発表された。同賞は1年の間に軽妙に世相を表現している“言葉”、広く大衆の目や口、耳を賑わせた“言葉”の中から選出。大賞とトップ10は12月3日に発表される。ノミネート50語は以下の通り」だそうだ。
オスプレイ/いいね!/原発ゼロ/ナマポ/iPS細胞/もっといい色のメダル/維新の会/維新八策/塩こうじ/爆弾低気圧/遠隔操作ウイルス/これまでに経験したことのないような大雨/近いうちに解散/東京ソラマチ/ワイルドだろぉ?/27人のリレー/手ぶらで帰らせるわけにはいかない/竜巻/ネトウヨ/50℃洗い/終活/ロングブレスダイエット/LCC/美魔女/タニタ食堂/ジュリー/決められない政治/体幹トレ/街コン/ビッグパフェ食べたい/奇跡の一本松/金メダルに負けない人生/ソー活/佐川男子/あじさい革命/イクジイ/たかが電気のために/チーム力/休眠口座/キンドル/金環日食/うどん県/ステマ/この人を見よ/キラキラネーム/霊長類最強女子/オッケ~/第3極/自称霊能者/野獣
正直今年の大賞候補が、思い浮かばない。昨年の「なでしこジャパン」や半数を占めた東日本大震災関連の用語などの圧倒的にアピールするものがない。突出した“言葉”が見当たらない感じだ。スギちゃんが、このノミネートを見て、「大賞いけるぜぃ」と言ったとか。頷ける。
私的に大賞候補を考えてみた。それは強いてあげればだが、/原発ゼロ/終活/うどん県/あたりか。どうにもスッキリ浮かばない、まさしく年を感じてしまった。ミーハーを掲げて生きてきたが、もう時代とともに生きていけていないことを実感した。少しだけ切ない。
まちにはクリスマスソングが流れている。この6日には、恒例南座「吉例顔見世興行」のまねき書きも行われた。今年も残り少ないよと告げている。少しだけ気ぜわしくなっているのを感じる。