地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

久美子さん

2012年11月05日 | 展覧会・講演会

 

岡山協立病院ロビーで「左足で描く久美子からのメッセージ展」が開催中

 月曜日の今日は朝から雨。そうでなくても月曜日は車が混雑するのに雨となって、いつもに増して道路は渋滞となっていた。

 そんな今日、出勤して我が監事のお役をいただいている法人が運営する岡山協立病院のロビーでは、「左足で描く久美子からのメッセージ展」が開催されていた。生後7ヵ月で重度脳性麻痺となった佐藤久美子さんは、障害者支援施設竜ノ口寮に入所されている。

 そんな久美子さんの絵と文字は、とてもステキだ。心が温まる絵であり文章だ。みんな各々に困難を抱えても、頑張っておられる。大いに励まされた。

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葬式

2012年11月05日 | 読書

  

『葬式プランナーまどかのお弔いファイル』を読んで、目が開かれた思いだ

 私はこれまで逝き方&葬式のあり方等について、いく冊かの本を読み、自分ながらのイメージは固めてきている。幾度か書いてきたが、「私の死後は誰にも知らせず家族のみに送ってもらう、戒名不要」が基本だ。その後、私が書いておいた「永久の旅立ちへの挨拶文」を、これまた自分で送り先の住所・氏名を書いておいたハガキに印刷して、送ってもらうことも考えている。その際に必ず書き加えようと思っているのは、「絶対に弔問に来ないで欲しい」ということだ。残された家族が、大変となるからだ。ハガキが届いて、1分間だけ「そんな男がいたな」と思い出してくれたら、それで満足だ。

 ところで、もう少しだけ以前のことだが、私の近しい人の葬儀がご家族・ご親族だけで葬式を執り行われたことがあった。その近しい人は社会的な立場のあった方で、かつそのご子息も大きな事業所へお勤めで、葬儀の後に弔問客がご自宅に押しかけてこられ、大変だったと伺ったことがある。せめてもお別れを、の気持ちからだろうが、たくさんの訪問客の対応でご遺族が疲れてダウンされたとも聞いた。「家族葬」の難しさと言えよう。

 さて、そんな「葬式」について、奥山晶子著『葬式プランナーまどかのお弔いファイル』(文藝春秋刊)を読んで、目が開かれた思いだ。「葬式」についても最も具体的でわかりやすい本と出会った、というのが私のいつわらざる感想だ。この本の著者は葬儀会社に勤務した後に、日本初の喪主向け葬儀実用誌『フリースタイルなお別れざっし 葬』を一人で刊行している。そしてこの本は小説形式で書かれていて、内容がとてもわかりやすく、その章の最後には、その小説で直面した葬式に関する説明が、とても具体的に書かれている。

 この本の編集担当者の「一言」を、以下に紹介しておく。「『お葬式、絶対ぼったくられたくない!』『オリジナルな葬儀や散骨を希望されて困った』『突然の死で気力がわかない』。大丈夫です。葬儀社員まどかが9つのお弔いストーリーで『なんとかなる葬儀』をご提案します。著者は元葬儀社員にして、日本初の喪主向け葬儀実用誌を発行。豊富な実体験をもとに、『一分で決める葬儀社チェック』から『散骨と死体遺棄の境目』まで、イラスト・図版解説で、大切な人とのお別れにも安心です」。

 私が考えている「直葬」についても、この本には具体的に書かれていて、とても参考になった。誰もが避けて通れない死と別れ。その別れ・葬式について、この『葬式プランナーまどかのお弔いファイル』を読んで、少しだけ考えてみることも必要と思う。

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