地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

岡山映画祭

2012年11月19日 | 映画・テレビ

 

「岡山映画祭」の一コマ、ドキュメント映画「石巻市立湊小学校避難所」を観た

 「2011年4月21日から10月11日まで。テレビならまっさきにカットしてしまいそうな日常の風景と本音のつぶやき。フツーじゃないのにフツーみたいに。家族じゃないのに家族みたいに。心で泣いて一緒に怒って一緒に笑った。石巻市立湊小学校避難所の6ヵ月」(映画のフライヤーより)。

 3・11関連の記録映画であり、体調の悪さはあったものの、やはり観ておかねばと観に行った。前日「演劇Ⅰ」を一緒に観た友人も来ていた。その他、幾人が知った方も参加されていた。やはり観る人は、観ているという感じだ。

 さてこの映画は、「岡山映画祭2012」のプログラムの一つだ。この「岡山映画祭」は17年前に誕生したとのことだが、私も「文化行政・岡山市芸術祭」を担当していた当時に、ご一緒に開催させていただいた。今年のフライヤーにも、助成の欄に岡山市芸術祭の名がある。

 この「岡山映画祭」は運営している方々のコンセプトとして、「日頃岡山で見ることのできない映画を上映する」が、あると考える。これに対して、「もう少しお客さんが入るような映画を上映したら」と現職の時代に提案したこともある。今思えば、ずいぶんと馬鹿なことをいったと深く反省している。

 ともあれ、言えばマイナーな映画が多く、入場者の確保や運営資金の問題では、ずいぶんとご苦労されているように思う。しかし、日頃観る機会のない映画を観られるということでは、とても貴重な映画祭だ。それだけに今後も、是非ともこのスタンスで継続して開催して欲しいと考える。主催者の方々に、心から感謝する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青空市場

2012年11月19日 | 読書

 

畑作業を始めて一年半、永島敏行著『青空市場で会いましょう』に共鳴する

 私は平日の朝はめざましテレビを見ている。しかし日曜日にはめざましテレビは放送がなく、そうした場合には私のような前期高齢者になると、やはりNHKだ。その日曜日の朝に以前放送されていたのが、「産地発! たべもの一直線」という番組で、永島敏行が司会をしていた。何故映画俳優の永島敏行が、と疑問に思っていた。

 するとどうだろう、永島敏行は1993年に初めて米作りを体験して以来、18年間米を作り続けていて、かつ各地で生産者・消費者の交流の場として「青空市場」を定期的に主催しているとのことだ。さらには、2010年からは移動販売の八百屋「青空市場808(やおや)」を開始し、拠点となる八日百屋を調布市に開店しているとのことだ。

 そんなことを、永島敏行著『青空市場で会いましょう 日本の農と食はすばらしい』(家の光協会刊)を読んで知った。この本の前半は映画俳優としてデビューし、映画「遠雷」で、映画賞を総なめにするまでが書かれていて、これはこれで興味深かった。

 後半は農業に出会い、「青空市場(現在農水省が推進する『マルシェ・ジャポン』の原型)」とか「青空市場808」を展開する敬意が詳しく書かれていて、著者の農と食に対する強い思いが伝わってきた。。

 そしてこの著書から伝わってくるのが、書名にもなっているが著者の「日本の農と食はすばらしい」という確信だ。この本を読んで、NHKが「産地発! たべもの一直線」に起用しているのが頷けた。この本の中にも、その番組に対する姿勢が書かれていて、いささかの感動すら覚えた。そして同時に、起用を疑問に思った自分自身を恥じた。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする