地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

およべ

2012年11月13日 | 食べ物

 

自宅を手直ししてオープンした祇園「およべ」のうどん、とても美味しかった

 上之町商店街に一つ裏の通りに、静かに佇む「およべ」は、知る人ぞ知るうどんの名店だった。今は「およべ」は、天満屋前で若い人たちに人気で賑わうお店となっている。天満屋前以外にも、岡南町や野田にもオープンしている。およべブラザーズが運営している。

 そのうどんの「およべ」で、兄弟たちの両親、つまりは「先代」が祇園の自宅を改造して、この夏に「うどん」のお店をオープンしている。昨日お邪魔すると、ご夫婦揃ってお客さんに対応しておられた。ご主人のTシャツの背中には「生涯現役」と書かれていた。ご自身のうどんへの自負とうどんづくりへの決意が、その四文字に表れていると感じた。

 さて、おうどんだが、私はてんぷらなどいろいろと入った「いなか」をお願いした。ちくわ等の天ぷらに加えて、卵焼きや温泉卵も入っていて、うどんのスープもとても美味しく、ダイエット中の体にはよくないなと思いつつも、あまりに美味しくて飲み干してしまった。

 この祇園にある「およべ」には、レモンの入った「ハイカラ」もあり、メニューも充実している。上之町商店街裏にあったお店を思い出したりもした。懐かしい味で、とても美味しい。私のような者には、とても嬉しいお店だ。お値段もとてもリーズナブルで、これまた嬉しい。秋の日差しを受けながら、とても心地よい時間を過ごした。

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閲覧・貸し出し

2012年11月13日 | 読書

  

神奈川県立図書館の閲覧・貸し出し廃止を検討、当然だが再考求める声がある

 私は現役時代には、退職したら読もうとそれなりの本を購入している。時間の関係もあったが、図書館で借りて読むことはなく購入派だった。しかし貧しい年金生活者となった今は、完璧な図書館派だ。そんなに多くはないが、いつも公民館経由で市立図書館からお借りして読んでいる。

 公民館に予約カードを出して、その本が公民館に届き、受け取りも返却も公民館で行っている。そんな中で、時折だが、予約カードに、「当館に所蔵なし、県立図書館にあり」と書き込みされたカートが帰ってくることがある。

 市立図書館は多くの貸し出し希望に応えるため、ベストセラーなどの本はたくさん購入しているとのことだ。一方県立図書館は「総ての本を揃える」を基本に、購入は各一冊と伺ったことがある。

 それ故、市立図書館にない本を、県立図書館で借りることがしばしばある。各々の役割分担として、グッドだと思っている。その県立図書館は街中にあり、時折立ち寄っては雑誌なども閲覧している。岡山県立図書館は利用が全国一とのことで、県民として嬉しく思っている。そんな時に、少し以前だが次のような記事に出会った。

 「県立図書館における貸し出しと閲覧について、廃止検討を打ち出した神奈川県教育委員会。横浜、川崎の特色ある2館は、豊富な蔵書を誇り、半世紀以上にわたり県民の「知の拠点」という役割を担ってきただけに、利用者は困惑し落胆を隠せない。唐突ともいえる県教委の方針表明は、県の緊急財政対策のしわ寄せを受けた形。再考を求める声が広がっている」という記事だ。

 私は「閲覧・貸し出し廃止方針に、再考を求める声の拡がり」は当然だと考えている。神奈川県立図書館は「貸し出しと閲覧を禁止」して、どんな図書館としての役割を発揮し、サービスを提供しようとしているのか、浅学非才の私であり理解できないでいる。他県の図書館ではあるが、図書館を愛する者として、是非とも再考をお願いしたいと考えている。

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心を寄せる

2012年11月13日 | 展覧会・講演会

 

「イーハトーブinルネスⅡ」、豊かで盛りだくさんの内容で東北へ心をつなげた

 今年で二回目となった「イーハトーブinルネス」、日曜日の11日に開催された。その第一部は、「賢治の詩の朗読とチェロの演奏+ダンス+映像」だ。金森千裕さん(レディオモモのパーソナリティ)の宮澤賢治の詩の朗読に、三船文彰さんのチェロの演奏が重なっていく。ダンサー・大古美織さんが踊り、会場には五感セラピストの大古美智子さんの素敵な香りが漂う。それに前田和洋さんの映像がかぶる。そんなパフォーマンスが繰り広げられるルネスホールには、書家・曽我英丘さんの書がかけられている。まさに、チェロと朗読とダンスと映像と香りで織りなす素晴らしい空間が創り上げられて、参加者の心は東北・宮澤賢治につながっていき、3・11、東北大震災へと拡がってゆく。

 第二部は一転して、東日本大震災の被災地のその時と今の写真とともに、仙台の社員三人の「荒蝦夷(あらえみし)」の代表である土方正志さんのお話が展開されていく。ご自身のお住まいになられていたマンションも全壊しているだけに、とても具体的で心に迫ってきた。

 この講演を聞かれた参加者の方が、「もう住んでいた場所へ帰る気力はない。捨てる気でここへ来た」と語られていた。土方さんは「復旧はまだこれから。全く手がついていない」と語られたが、私も今年の6月にその地を訪れて現地を見ているだけに、その言葉に深く頷いた。

 今年二回目を開催した「イーハトーブinルネス」、来年の第三回目までは開催しようと決めている。その後の展開は、参加された方々の心の拡がりを受けて、その後の方向も決まっていくと考えている。正面から東北/3・11と向かい合うこんな企画が、東京発ではなく岡山からたくさん発信されることを願う。

 

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