司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

全株懇「会社法改正,株主総会資料の電子提供制度に係る定款モデルの改正について」

2021-10-26 18:14:04 | 会社法(改正商法等)
全株懇「会社法改正、株主総会資料の電子提供制度に係る定款モデルの改正について」
http://www.kabukon.net/pic/study_2021_05.pdf

「会社法の一部を改正する法律(令和元年法律第70号)により導入される株主総会資料の電子提供制度が、2022年中に施行される予定であることから、別紙のとおり、「定款モデル」を改正することとします。なお、定款モデル改正の効力発生日は電子提供制度の施行日とします。」

 令和4年中に施行される予定。
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マネー・ローンダリング等の「疑わしい取引」をAIが分析

2021-10-26 16:54:04 | いろいろ
讀賣新聞記事
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211025-OYT1T50124/?from=rss

「マネーロンダリング(資金洗浄)などの可能性がある「疑わしい取引」について、警察庁は来年3月にも、人工知能(AI)を活用した分析を始める。年間40万件超の届け出から犯罪性が高いものを自動的に選別し、業務の効率化を進める」

「届け出が端緒で摘発された事件は昨年、口座の不正譲渡や違法薬物の取引など1028件あった。」(上掲記事)

 40万件のうち約1000件・・。
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空き地売買で,地面師事件

2021-10-26 15:16:48 | 不動産登記法その他
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211026/k10013322111000.html

「売り主は都内の別の不動産会社でしたが、3人のうち1人がこの会社に社員として入り込み、売買契約の窓口となって被害者を信用させた疑いがあるということです。
 そのうえで、売り主の会社と同じ名前の別会社を設立し、その口座に売買代金を振り込ませていたということです。
 支払い期日を過ぎても売り主の口座に入金がなかったことから被害が発覚したということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。」(上掲記事)

 いわゆる成りすまし事件ではなく,売主である会社に仲間を入社させ,普通に売買取引を仕組んで,売買代金の振込先を「同名の別会社の口座」に指定した,ということであるようだ。

 仲間を潜入させるとは,江戸時代の盗賊の手口のようだ。
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