がんばれ河野太郎！

　昼、ラーメン屋で週刊現代を読んだというより見たといったほうがいいか。河野太郎が自民党総裁選に出るとの記事に、ほんとかよ、と早速ページをめくってみたがまあどうってことない記事ではあったが、河野太郎には是非出馬してほしい。脱原発にかけては、誰よりも本気な姿勢がいい。社会保障の考え方は、民主の嘘っぱち公約に近いが、うそつき民主と違い、しっかりやってくれそうだ。党員ではないので、投票権はないが、心から出馬を祈っている。

　数年前から私は河野太郎の将来性を買っていた。私は根っからの反体制派で、これまで自民を支持したことはなかったが、民主のあまりのふがいなさに、自民に本気で頑張れとエールを送り続けている。ただし、長老に興味はない。自民を変えるのは、河野、後藤田、小野寺だと言い続けてきた。後藤田はミソがついたが、河野、小野寺にはまだ期待している。

　

竹島・尖閣の抗議決議のバカバカしさ

　竹島・尖閣に関する、抗議決議案が、きょう、衆院本会議で可決するという。内容は、なんてことはない、韓国大統領の竹島上陸と天皇謝罪要求に対する謝罪及び発言撤回要求と香港活動家の尖閣不法上陸への抗議、それだけである。はっきり言って、国会で決議する内容かといいたい。

　韓国については、首相が責任を持って抗議すればいいし、尖閣については論外だ。たかだかチンピラ活動家の行状に国会が抗議したところでどうなるというのか。チンピラ活動家を外交問題に引きずりこむ方が日本にとってマイナスではないのか。国会を騒がせたことで、彼らはより英雄視され、次なる行動を引き起こすきっかけになるだけだ。はっきりいって、チンピラはチンピラらしく毅然と始末すべきで、外交問題に格上げして、中国政府に抗議したところで日本にとって何もいいことはない。ひとこと中国政府に、「おたくの不届きなチンピラを豚箱にぶち込んでお灸をすえるがそれでいいか」と打診すれば、中国政府だって「はいな～、ゴミの処分はまかせるあるね」となったのではないか。

　まあ、それほど中国も甘くはないのだろうが、何が気に食わないって、日本がみそもくそもなにもかも真正面から受け止め、ナーバスに反応することだ。国会で決議などばかばしいにもほどがある。