こんなブログがありました
伝えるために・・・・映されない手話
電力不足のために、明日から初めて計画停電をするというニュースの随分あとから、電力会社の記者会見の様子を、NHKTVで見ることができました。会見の内容はさておき、電力会社幹部のそばで、手話をしておられるのがちょっと見え、画面をよく見たのですが、NHKのカメラ担当は、レンズばかり見ていたのか、手話が映りません。
なんでNHKは聴取料を集められるか? 法律もさることながら、
「民間放送」なのに 公共性が高い とみんなに思ってもらってるからじゃないですか。
教育番組で「手話の時間」や手話ニュースが日常放映されていますが、なんのためにやってるか、その精神がNHK全社のものになってないと感じてしまうような有様です。ちょっときついですか?
緊急放送をラジオで聞こうにも聴けない人は、TVやネットを頼られるでしょう。
同じ場面に手話通訳の人がおられたら、手話の手元に注意をしてカメラを当てるか、画面構成をしないといけないと強く、強く思います。カメラを当て、画面構成をするだけでいいのではありませんか、なぜできない?
別に
枝野さんの会見にも、手話の人が立っておられるのがちらっと見えました。でも、枝野さんの顔がアップで映ることはあっても、手話の手元が映りません。
あかんねえ。
「災害弱者」の存在は、16年前の阪神淡路大震災のおびただしい犠牲の中から浮上し、以降、防災計画や防災訓練などの中には位置付いてきたことです。手話を必要とする人たちに伝えるために、手話の手元が生かされなくてはなりません。
手話を必要としない多くの人々にも、見せて、伝えなくてはなりません。その他にも「災害弱者」対応が要るってことを。
オール電化時代の今日初めて実施される計画停電で、自分の区域の停電がいつなのか、誰もが知っておきたいこと、承知しておかねば困る事で、だからこそ、全ての人に伝わるように記者会見してるんでしょ。単なるニュースの取材じゃないってこと、しっかりわかってよ。
【お急ぎでない方は】
他の放送会社の画面構成はどうでしょう? 見比べできてません。
私のTVは、奥行き50cmくらいのアナログだって事を棚に上げて言い過ぎたでしょうか? 最新のデジタルTVをご覧の方、いかがですか?
4月1日から始まる県議会議員選挙には、手話通訳の人を雇う費用と、選挙公報を音声表現するときの原稿について、今回からの新制度になったんです。
どなたさまにも公約や経歴が伝わるように、一歩前進、がんばろう!