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原発の安全「神話」が崩れ去った…。

2011-03-12 | まいにち

   心配してきたことが現実に起こってきた。

   原発は危険だという私たちに 国や電力会社は 「日本の原発は安全。チェルノブイリとは一緒にするな!」といってきた。

   「絶対に事故は起きない」とまで。

   日本の政党の中で ずっと反原発を言ってきたのは社民党だけ。「化石」だとか何とか言われながらである。

   マスコミもエネルギー問題などのシンポジウムの主催者になったりして電力会社の宣伝を手伝ってきた…。   

東日本大震災:福島第1の炉心溶融 原発安全神話崩れる

 東日本大震災の影響で東京電力福島第1原発1号機で原子炉内での燃料が溶融し、大量の放射性物質が漏れたことは、これまで経済産業省や東電など電力会社が強調してきた日本の原発の「安全神話」は大きく崩れる事態となった。政府は「温暖化防止対策」などを理由に、国内の発電電力量に対する原発の比重を高める政策を打ち出して来たが、今回の事故で国民の原発不信が再燃するのは必至で、国のエネルギー政策は抜本的な見直しを迫られそうだ。

 79年の米スリーマイル島原発事故や86年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故後も、日本の原発事業者は「厳しい安全管理をしている国内では、同様の事故は起こらない」と説明してきた。しかし、91年の関西電力・美浜原発2号機の蒸気発生器細管破断事故で安全神話は揺らぎ、95年の「もんじゅ事故」では原子力事業者の情報秘匿主義が問題化。99年の茨城県東海村の臨界事故で日本の原子力開発は行き詰まった。

 ただ、いずれの事故でも部品の施工ミスや設計ミスなど「想定外の事象が事故の原因」と説明する原子力事業者の姿勢は変わらず、07年の新潟県中越沖地震で東電・柏崎刈羽原発が全機停止した時も「原因は変圧器の火災。原発の構造そのものに問題はない」として運転再開を優先してきた。

 ただ、今回の事故は、地震後の津波で原子炉冷却用の電源が損傷するという原発の安全設計の根幹に関わる問題。「原発は(いくつもの安全装置で原子炉を守る)多重防護の考え方を徹底している」という従来の東電の説明は破綻したとも言える。東電は12日夕、本店で担当者が会見したが、安全に関する質問には「データを評価しないと分からない」の一点張りで、国民の不信は募るばかりだ。

 チェルノブイリ事故などをきっかけにした原発への逆風は、ここ数年、二酸化炭素(CO2)排出量抑制など地球温暖化問題で追い風に変わり、原子力関係者は「温室効果ガスを出さない原子力は温暖化対策の切り札」(東電幹部)とPR。政府が昨年6月に策定したエネルギー基本計画でも今後のエネルギー開発の主軸に原発を据え、14機以上の新増設を目標に掲げた。また、原発は日本のインフラ輸出の柱ともされ、ベトナムやトルコへの売り込みも本格化していた。

 しかし、今回の事故で、地震国ニッポンの原発の安全性が根幹から問い直されるのは必至だ。東電は当面、火力発電などで代替する考えだが、原油高騰や温室効果ガス削減の観点から、原油や石炭発電の拡大には限界がある。太陽光発電など再生可能エネルギーの本格普及策も緒に就いたばかりで、日本のエネルギー政策は袋小路に追い込まれる可能性がある。【山本明彦】

 

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  つけ麺の壱屋一度来てやってください。火曜が定休日です

 


一般科と精神科のアルコール医療連携を考えるフォーラム

2011-03-12 | まいにち

  

    今日は午後3時から6時半まで医師会館で「広島アルコール医療研究会の設立へ向けて 一般科と精神科のアルコール医療連携を考えるフォーラム」があり、私は何もお手伝いをしていないのですが、主催者の一人として参加してきました。

    フォーラムでは三重で長くアルコール医療にかかわっておられる猪野亜朗先生が、「かかりつけ医によるアルコール依存症の<診立て>と<動機づけ>について」と出してお話し下さいました。

    ごそごそしていたら7時ごろになってしまったので、弁当を買って帰り、インスタントスープで済ませました。

    途中、今朝友人に送ったメールに必要な資料がついていない…とメールが届いていたのですが、あとのお祭り…。

 

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グリーンコープ 報告会

2011-03-12 | まいにち

    きのうは、グリーンコープ生協ひろしまの福祉活動組合員基金第8回助成団体報告会~「ありがとう」100円の心 みんなの力~に参加してきました。

   これは組合員が毎月100円ずつを積み立て、福祉活動に生かしていこう と 続けられているもので、広通研(NPO法人広島県手話通訳問題研究会)は、3回目の助成金をいただきました。

   約420万円が拠出された中で、地域団体への助成は約100万円です。今回は11の団体・グループが助成していただきました。

   報告会に参加して、私の知らない活動がこの広島に本当にたくさんあるのだなと思いました。そしてその一つ一つが重なり合って私たちの街をつくっています。

 

   広通研への助成金は、3月26日・27日に開かれる「コミュニティ通訳研修会」に使われます。

 

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地震・福島原発・循環型社会

2011-03-12 | 暮らし・社会

    大変なことが起きました。まずは被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げます。

 

   昨日は夕方から東京にいる子どもへ何度か電話をかけたのですが、つながらず…、メールも返事がないのでどうしているのかと心配しましたが、夜遅く留守電が入っておりました。また実家からも「連絡があったから」とこちらも留守電に…、まずはホッとしましたが、時間がたてばたつほど被害が大きくなっています。

 

 福島の原発(2・3年前にかの地へ研修で行きました。電力会社の寄付でしょうか立派な施設がいくつか建っていました) は

 東日本巨大地震で自動停止した東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の正門前で、放射線量が通常時の約8倍、1号機の中央制御室では、同約1000倍に達していることがわかった。

 経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が12日午前6時過ぎ、記者会会見して明らかにした。

 制御室の線量は毎時150マイクロ・シーベルト。そこに1時間いた場合の線量は、胃のレントゲン検診の約4分の1程度に当たる。

 同原発1号機では、格納容器内(建屋)の圧力が異常に上昇し、同日午前6時現在、設計値の約2倍に達している。経済産業省原子力安全・保安院によると、この圧力の異常上昇は、圧力容器(原子炉)から放射性物質を含んだ水蒸気が建屋内に漏れたことで起きていると見られる。圧力の高まった水蒸気が建屋から漏れ出し、施設外建屋外の放射能レベルを上げている可能性が高い。

 東京電力は、建屋の弁を開けて外に水蒸気を逃し、圧力を下げる方針だが、電源系のトラブルで実施できていない。

 これを受け、政府は、午前5時44分、周辺住民の避難指示範囲をそれまでの半径3キロから10キロにまで拡大した。   2011年3月12日07時10分  読売新聞)

 

福島第二原発も緊急事態…冷却機能が喪失

読売新聞 3月12日(土)8時4分配信

 東京電力は12日午前、福島第二原子力発電所の1、2、4号機で、原子炉を収納し、原子炉を水で冷やす格納容器の圧力抑制室の温度が水が沸騰する100度を超え、冷却機能が喪失したと発表した。

 緊急事態として、東電は、同日午前5時22分、原子力災害対策特別措置法15条に基づき国に通報した。

  近くに中国電力が工事を進めている山口・上関原発をしっかり考え直す必要がありそうです。NO!といいましょう。

私たちができるだけエネルギーを使わない、循環型の社会をつくり直すきっかけになればと思います。 マイナスをプラスに変えていくのも人間の力です。

 

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