今日のネット記事です。現地で日夜を問わずに働いておられる方々には心から感謝しつつ、この作業はこれから何十年続くのだろうかと考えてしまいます。
便利さだけを追い続けた私たちの暮らしの一つの そしてとても大きなツケです。
福島原発、汚染水をポンプで除去 原子炉冷却も継続
東日本大震災による福島第1原発事故で、東京電力は28日午後、1号機タービン建屋地下にたまっている高濃度の放射性物質を含む水をポンプで除去して復水器に回収する一方、原子炉の冷却機能を回復させるための作業を続けた。 2号機では、溶融した燃料に触れた水が外部に漏れた可能性が指摘されている。2、3号機は復水器が満水の状態。東電は汚染した水を入れるため、復水器内の水を別のタンクに移す方法を検討している。タービン建屋には原子炉の冷却機能にかかわる電気設備が集中しており、水の除去が大きな課題となる。 原子炉を冷やす目的で真水を注入しているポンプを、外部電源で動かすための作業も続く。2号機はすでに消防ポンプから仮設の電動ポンプに切り替え、1、3号機の作業も進める。三つのポンプを一度に操作できる装置の設置や、非常用電源から切り替えるための準備工事も進めた。 枝野幸男官房長官は記者会見で「当面は今のやり方で原子炉や燃料プールを冷やし続けることは可能だ」と述べた。 2、3、4号機の使用済み燃料プールには29日にも、配管を通じて真水を注入する。計測装置の駆動や4号機の中央制御室の照明点灯も目指す。