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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
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外国人向けのいろんな情報を

2011-03-20 | まいにち

   伝わってくるごとにどんどん大きくなる被害だけれど、

   神戸の震災時と違うところは、外国人へさまざまな情報を伝えようとする試みがいろんなところで行われていること。テレビなども少しはあるし、政府のHPにもある。そして何より各地の小さな、そして大きな取り組みです。

 

平成23年東北地方太平洋沖地震における
「やさしい日本語」支援について


 「東北地方太平洋沖地震」において、被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げますと共に、犠牲になられた方々へ深くお悔やみ申し上げます。

 社会言語学研究室では、外国人被災者の役に立てることを願い、「やさしい日本語」化をお手伝いすることにしました。被災地の国際交流協会や国際課、防災課、また被災地で支援されている外国人対応のNPOやボランティア団体の皆さんが、外国人被災者への情報を「やさしい日本語」で伝えたいときや、「やさしい日本語」による掲示物、ラジオ・テレビのスーパーインポーズ・広報車・防災無線等で用いる案文が必要になったときのお手伝いをします。

 このたびの地震では、都市部での公共交通機関のまひによって生じる外国人帰宅困難者への情報伝達や原子力災害による放射性物質の飛散に対する的確な避難指示が必要となっています。もし、これらの情報に対する研究室の支援が必要なときは下記アドレスまでご連絡ください。

 社会言語学研究室
Eメールkokugo※cc.hirosaki-u.ac.jp
                    (※を@に替えて送ってください)

 この他でも構いません。災害情報の伝達等についてご不明なこと等おありでしたら、どうぞお尋ねください。できるだけのお手伝いをしたく存じます。


 以下は「やさしい日本語」についてのクイックレファレンスです。これら以外の情報についてはサイトマップに用意してありますので、必要に応じてご活用ください。

 
3月17日更新/ダウンロード数の多い「やさしい日本語」のポスターを抜粋しました。 
      電話が無料で使えることを知らせる
      電話が使えることを知らせる 
      電話が使えないことを知らせる 
      長電話の禁止を知らせる
      携帯電話の充電ができることを知らせる
      水の無料配給を知らせる
      エコノミークラス症候群を防ぐため1
      エコノミークラス症候群を防ぐため2
      トイレの清潔な使用を呼びかける

 3月18日更新/ご要望により「炊き出し」のポスターを新たに作成しました。
      炊き出しがあることを知らせる(PDFファイル)
 

 3月19日更新
/携帯電話用(iモード対応)の「やさしい日本語」ページを設置しました。
      携帯用ページアドレスはこちら↓
      http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/mobile.top.html
 
 
3月20日更新/インフルエンザ予防と原発関連(ヨウ素を含むうがい薬を飲まないように呼びかける)のポスターを新たに作成しました
      インフルエンザ(2枚組1枚目)(PDFファイル)
      インフルエンザ(2枚組2枚目)(PDFファイル)
      原発関連(ヨウ素を飲まないように呼びかける)(PDFファイル)

 ○「やさしい日本語」パンフレット(PDFファイル)

 ○「やさしい日本語」を作るときに有用な資料
   ◇ポスター集  
   ◇掲示物用イラスト集(PDFファイル)
     補足版イラスト1 (PDFファイル)
   ◇放送用案文
     時系列案文(PDFファイル)
     情報内容別案文(PDFファイル)
   ◇「やさしい日本語」の作成ルール
   ◇「『やさしい日本語』版災害基礎語彙100」
   ◇「やさしい日本語」語彙表
   ◇「やさしい日本語」化支援システム(外部リンク ※調整中)

 ○新版 災害が起こったときに外国人を助けるためのマニュアル

 ○「やさしい日本語」作成のためのガイドライン





社会言語学研究室
教員・学生一同
更新日:2011年3月14日

http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/Default.htm


本当に良かったですね

2011-03-20 | まいにち

    京都・大阪・そして兵庫の実家から広島へ帰ってきてニュースを見たらこんなのが飛び込んでました。本当に良かったですね。

       うれしいわ。なくなった人の分まで元気になってほしいと思う。

極めて異例、80歳と16歳孫9日ぶり無事救出

 東日本巨大地震から10日目の20日、津波で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で、つぶれた住宅のがれきの中に閉じこめられていた祖母と孫の2人が、無事救出された。

 国内では2004年10月の新潟県中越地震で、当時2歳の男児が92時間ぶりに救助された例があるが、9日ぶりの救出劇は極めて異例だ。

 20日午後4時頃、宮城県石巻市門脇町2、阿部寿美(すみ)さん(80)を行方不明者を捜索していた石巻署員が見つけ、救出した。寿美さんのそばには、がれきのすきまからこの日、自力で脱出した孫の任(じん)さん(16)がおり、救出を求めていた。2人とも意識はあり、署員の呼びかけにしっかり答えたという。

 県警は石巻広域消防に救助を要請し、2人はヘリコプターでつり上げられ、石巻赤十字病院に搬送された。

 同署と石巻赤十字病院によると、2人は自宅にいて11日の地震に遭い、木造2階建ての自宅は津波でつぶされた。天井と台所との間にできたわずかな空間に、2人は閉じこめられた。

 寿美さんは足が不自由だったため、身動きができなくなった。倒れた冷蔵庫のドアがかろうじて開けられたため、任さんは「冷蔵庫の中にあった水をあげたり、ヨーグルトなどを食べさせてあげたりしていた」と話しているという。

 任さんは20日になって、がれきの間を縫うようにして脱出に成功。津波で流れてきた屋根の上にあがり、捜索中の署員に「がれきの下におばあちゃんが閉じこめられている」と訴えた。寿美さんは発見から約50分後にがれきの中から救出された。

 寿美さんは衰弱しており、任さんは足の痛みを訴え、低体温の症状がみられるという。

 任さんは「きょう(20日)になり、やっとがれきにすきまができて、外に出ることができた」と話している。

 仙台管区気象台によると、石巻地方は16、17日に雪が降り、18日に仙台市などで最低気温が氷点下になるなど、厳しい寒さが続いていた。2011年3月20日20時32分  読売新聞)

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