伝わってくるごとにどんどん大きくなる被害だけれど、
神戸の震災時と違うところは、外国人へさまざまな情報を伝えようとする試みがいろんなところで行われていること。テレビなども少しはあるし、政府のHPにもある。そして何より各地の小さな、そして大きな取り組みです。
平成23年東北地方太平洋沖地震における 「やさしい日本語」支援について |
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伝わってくるごとにどんどん大きくなる被害だけれど、
神戸の震災時と違うところは、外国人へさまざまな情報を伝えようとする試みがいろんなところで行われていること。テレビなども少しはあるし、政府のHPにもある。そして何より各地の小さな、そして大きな取り組みです。
平成23年東北地方太平洋沖地震における 「やさしい日本語」支援について |
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京都・大阪・そして兵庫の実家から広島へ帰ってきてニュースを見たらこんなのが飛び込んでました。本当に良かったですね。
うれしいわ。なくなった人の分まで元気になってほしいと思う。
東日本巨大地震から10日目の20日、津波で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で、つぶれた住宅のがれきの中に閉じこめられていた祖母と孫の2人が、無事救出された。
国内では2004年10月の新潟県中越地震で、当時2歳の男児が92時間ぶりに救助された例があるが、9日ぶりの救出劇は極めて異例だ。
20日午後4時頃、宮城県石巻市門脇町2、阿部寿美(すみ)さん(80)を行方不明者を捜索していた石巻署員が見つけ、救出した。寿美さんのそばには、がれきのすきまからこの日、自力で脱出した孫の任(じん)さん(16)がおり、救出を求めていた。2人とも意識はあり、署員の呼びかけにしっかり答えたという。
県警は石巻広域消防に救助を要請し、2人はヘリコプターでつり上げられ、石巻赤十字病院に搬送された。
同署と石巻赤十字病院によると、2人は自宅にいて11日の地震に遭い、木造2階建ての自宅は津波でつぶされた。天井と台所との間にできたわずかな空間に、2人は閉じこめられた。
寿美さんは足が不自由だったため、身動きができなくなった。倒れた冷蔵庫のドアがかろうじて開けられたため、任さんは「冷蔵庫の中にあった水をあげたり、ヨーグルトなどを食べさせてあげたりしていた」と話しているという。
任さんは20日になって、がれきの間を縫うようにして脱出に成功。津波で流れてきた屋根の上にあがり、捜索中の署員に「がれきの下におばあちゃんが閉じこめられている」と訴えた。寿美さんは発見から約50分後にがれきの中から救出された。
寿美さんは衰弱しており、任さんは足の痛みを訴え、低体温の症状がみられるという。
任さんは「きょう(20日)になり、やっとがれきにすきまができて、外に出ることができた」と話している。
仙台管区気象台によると、石巻地方は16、17日に雪が降り、18日に仙台市などで最低気温が氷点下になるなど、厳しい寒さが続いていた。(2011年3月20日20時32分 読売新聞)