こんなブログがありました。
私も今、なぜ菅降ろしの声ばかりなのかよくわかりません。
原子力発電所の建設を推進してきたのは、何よりも自民党と公明党の政権だったのですから。
私は公明党が一日も早く大衆の党に復帰して下さることを願っています。
100年あんしん年金もあんなにPRしていたのになあ…
http://www.janjanblog.com/archives/42579
安住るりのコラム◆「菅降ろし」の嵐は原発推進勢力の陰謀だった
2011年3月11日の東北日本太平洋大地震と直後の大津波によって、原子力発電所が全電源喪失、複数原子炉が同時に制御不能になるという、人類史上初のトンデモナイ事態が発生するとは、原発推進勢力は「ありえないこと」として、危機対応システムの準備を全くしていなかった。
日本の自民党時代の原発推進政策によって、原子力研究の主流から完全に排除されていた「原子力の危険を訴える学者たち」や、技術者、ジャーナリストの複数が、このような事態の可能性を予測・警告していたにもかかわらず、である。
その責任は万死に値する(古い表現でスミマセン)。
日本国民に、そして放射能を撒き散らした全世界に、謝罪しなければならない。
ところが、彼らがやったことは、まったく逆である。
深刻な原発災害の責任を、初の市民運動出身の首相であり、もともと「自然エネルギー」に造詣の深い現総理大臣の菅直人に、なすりつけ転嫁するための大キャンペーンを行ったのである。
直接の責任者である東京電力でさえ、原子炉の破損状態が把握できないまま対応に迷走していた混乱の時期に、様々なデマが飛び交った。
それらの裏の事実が、ようやく冷静に検証されるようになった。
昨夜6月5日のNHKスペシャル
「シリーズ原発危機 第1回:事故はなぜ深刻化したのか」を見た。
原子力委員会トップで、原発推進派学者のトップでもある斑目さんは涙目で、
「3月11日からのことすべてが、ないことになれば」と言っていた。
これには被災者は怒り心頭ではないか。
菅首相が東工大の同窓生を原発震災対策のアドバイザーに急遽任命したことも、当時散々に批判されたが、これは正しい選択だったのだ。
東電も保安院も原子力委員会も、「想定外」の大被害に呆然として、恐ろしすぎる事実と、その後の見通しを何も語らないので、首相は外部から情報を得るしかなかった。
斑目委員長を直ちに解任すべきだった、などと後からしたり顔で首相を批判する輩も居るが、突発大事故の渦中に、首相の一存でそんなことが直ちにできるわけがない。
原子炉の爆発を避けるには放射能を外部に出すことになる「ベント」を緊急避難的に実施するしかないと判断して、3月11日に官邸は「ベント」の指示を出していたのに、何時間経ってもベントを実行したという報告がないので、明朝菅首相が現地に乗り込んだ(手動でベントせよと命令した)こと。
しかし、全電源喪失したためベントに手間取って、複数原子炉で次々に水素爆発が起こるのを防ぐ方法がなくなり、東電は現場からの「撤退」を口にしたので、首相が激怒して早朝東電本社に乗り込んで「お前らフザケルナ!」と怒鳴ったこと、など。NHKによる検証は、 私が諸情報から得ていた認識と同じだった。
この3ヶ月近くの間、右翼や原発推進勢力が散々流した「菅首相の愚行が事態を深刻にした」という言い分が、実に悪質な中傷であったことが証明されたと思う。
自民党時代に構築された「原発事故対応システム」が無能であったことこそが、深刻な事態の元凶であり、対策が後手後手になった原因であるのは自明だ。
それを反省もせずに、「菅おろし」に狂奔し、国会でくだらない揚げ足取りに終始した自民党と、でたらめな情報を流した原発推進メディアは、国民に土下座して、総懺悔せよ、と言いたい。
また、民主党の中にこそ、本当の「敵」は居る、と警戒すべきだろう。
「脱原発」に目覚め、ライフスタイルを変える決意をした多くの一般市民は、「カン叩き」「カン降ろし」を裏で操っていたのは誰なのか、しっかりと見抜いてもらいたい。
参考情報:http://heiheihei.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/06/03/photo.jpg
東京新聞「こちら特報部」6月3日
「菅降ろしに原発の影」=自公責任隠し、小沢氏便乗か=
関連過去記事:http://www.janjanblog.com/archives/38913
これはまた別なブログです。
http://magman.cocolog-nifty.com/genpatuzero/2011/06/100-371e.html
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そうじいです
菅政権はいろいろお粗末なことをやってはまいりましたが、菅おろしの面々についても
よく知っておかないと、ということで菅おろしで特に有名な方々のバックグラウンドを
ピックアップ!
■石破茂氏
・今年長女が東京電力入社
・原子力というエネルギーをどのように安全にして維持していくかということ
から目をそらしてはならないと脱原発の動きをけん制。
・夫人が昭和電工取締役の娘(東京電力・昭和電工とも森コンツェルン)
・東電の大株主金融が出身支持母体
・東京電力株 4813株保有
■谷垣禎一氏
・元原子力委員会委員長
・元原子燃料サイクル特別委員会委員長
■大島理森氏
・核融合エネルギー推進議員連盟 副会長
・電源立地及び原子力等調査会 元会長(現在、顧問)
・元原子力委員会委員長
・青森県六ヶ所村再処理施設誘致
■石原伸晃氏
・発送電分離、浜岡原発停止等を批判(手続き上ということではありますが)
・原子燃料サイクル特別委員会副委員長
・原子力研究所を核燃料サイクル機構傘下に吸収させる
■西岡武夫参議院議長
・諫早湾干拓は父親の構想がルーツ。
・諫早湾干拓訴訟で開門の判決を受け入れた菅首相に激怒。
■鳩山由紀夫氏
・選挙地盤の室蘭にある日本製鋼所が製造する原子炉圧力容器は世界シェア80%
■小沢一郎氏
・原発に慎重だった民主党の政策を「原発推進」に転換(ここにきて脱原発を主張)
ちなみに小沢一郎氏の親分であり、自民党の原発利権誘導型政治をつくった
■田中角栄氏は原発資金で首相の座を射止めています。
http://www.youtube.com/watch?v=xLbY1LHt6yA
本人は亡くなりましたし、すでに時効ですからロッキードより驚くべき話もいとも簡単
に出てくるのでしょう。
追加
■参議院では原発事故直後3/31、どさくさでヨルダンとの原子力協定案を可決
http://bit.ly/fSvU83
賛成した国会議員
http://bit.ly/hqR0Ct
ちょうど今朝(6・10)の東京新聞に関連情報が掲載されていましたので引き続きお
知らせいたします。
「地下原発」は菅降ろし?超党派議連発足の狙いは 大物が勢揃い 不信任騒動の最中
大連立に含み
http://data11.web.fc2.com/chika/
WWFも大きな署名活動始めましたね。
【署名のお願い】自然エネルギー100%と原発の段階的廃止を実現するため「エネルギ
ー基本計画」を変えよう!
http://www.wwf.or.jp/activities/2011/05/986120.html
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