おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

落語への入り口

2008-07-20 | ▽ タワイモナイようなお話も あるけれど


どうして落語を聴くようになったのか

いろいろ思い起こしてみました

今日は 日曜日
準々決勝を とも思ったのでしたが

調べる必要のある案件登場  急ぎの勉強を済ませたら

準決勝か 決勝  行けたら そうしようと
諸事情を総合判断し(大袈裟)決定

さて 夏休みに入ったこともあり 日焼けした子達をみていたら
自分の頃の 遠い夏休みを思い
あることが あざやかに想い出されました

どうして落語が大好きになったのかの訳け


その地域での 子供たち対象の催しのひとつ
ある家での(その地では数少ない大きな邸宅?の方)
幻燈会

今で言えば 映し絵の集い[説明付だったか 文字説明だったか]


ハッキリと記憶している題名は 【杜子春】
芥川龍之介
の 小説

親の 切ないほどの救いの少ない場面を見せられ 
おもわず声を発してしまって
夢を叶うことが あたわなくなってしまう

そのような物語


目を凝らして
吸い込まれながら観ました
お話 物語の オモシロさ
夏休みの頃?村の子達が集い 粗末な映し絵に目と耳を凝らし

あの頃が あのときが 原点かな

子供たちにとっての人工の娯楽がほとんど無かった
昭和20年代最後の頃?


龍之介氏の遺書が あらたに見つかっていたそうな
氏の作品も よく読ませていただきます

というわけで
お話を聴く 観る ということ
いまでも 大好き

特に 冬の夜更け 
布団の中で ラジオドラマ

最高の 最高級の シアワセ


日曜名作座(今は 新 が付きますが)

森繁さん 加藤さん など
よかったなー

今のメンバーも
いいですけど

物語を聴くって ほんとうに うれしい

村の幻燈会(要は スライドをでしょうね) 
あれこそが 古典落語への原点かな

考えています