おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

真剣勝負

2008-07-29 | ▽ タワイモナイようなお話も あるけれど


落語の話です

落語というと 馬鹿馬鹿しくとにかく天衣無縫の登場人物の
トンチキを笑い転げる というパターンを思い浮かべがちですが

私は そういうお噺も好きですが
一番は 人情噺が好みです

志ん生さん(中尾彬さんの奥さんの池波志乃さんのおじいちゃん)は
笑い転げるお噺はモチロン得意ですが
それ以上に(私の勝手な解釈)
人情噺の本当の名人だとおもっています

名人とか大家とか人間国宝とか言われる噺家さんでも
軟らかいものも 硬い本格人情ものも最高クラスでこなしてしまう方は
それほどいないと思います

志ん生さんの ものすごいところは アホ噺と人情噺を
とても同一人がやっているとは思えないくらいに
こなしてしまって しかも 固定しないところ

大体の方は どちらかに 偏るというか イメージとして
あの噺家さんは 何ものはいいが 別物はどうも・・・
という具合になってしまうものだが・・・

真剣勝負で 志ん生さんに勝てそうな噺家さん
思い浮かびません(結局 いつも言うことですが
最後は 好き嫌い)


さて 今日は勝手に落語のことを
ヤンチャに書いてしまいました

一仕事して 志ん生サンをチョッピリだけきかせてもらって
寝ます