おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

定期検診

2011-08-31 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


友からの電話
「飽きもせず 実にあきれるほど 一部の資格試験に
挑戦しているようだけど 実際のところ どういう動機なの?
仕事には 今の何種類かの資格で充分じゃないの?」



確かに さしあたっては 主要業務に関しては充分とは言わずとも間にあってはいそう
だが 挑戦の意味は 単にそれだけのことではなく

羅針盤のつもり

自分の位置というかもっと率直に言うと
今の仕事をさせてもらえるだけの能力担保はどんな具合なのか
できる限り客観的に判断する一材料として 挑戦してみる
つまり 自己採点のつもりもあって挑戦しています

自分のことは やはり 細かいところでは自分にしか判定できにくい部分がある
最近 人の名前が パッとは 出てこず
暫し経ってから やっと ということも多くなってきた
理解力は おそらくそれほど大幅な低下はなくも? 暗記力は
明らかにダウン していると思われる
最近は 必ずと言っていいほど 条文関係では発言前に確認作業を怠らないようにはしているつもり
忘れているわけではないはず と思っていた基本条文を
アッサリと のけもの扱いしているような場面があり
冷や汗をかくことしきりだったりするので

そこで 定期的に検診の意味も兼ね ある一部の資格試験には挑戦を可能な限り続けるつもり
おそらく遠からぬある時期には 明らかに業務をストップしたほうがいい
というより ストップすべき時が必ずやってくる

ごく身近な親類を相手の個人的な 無料相談的なことでさえ
それなりの緊張と責任がモチロン要求される
まして 公的な部門での相談会などでは 不安丸出しな状態で相談員席にいることを請け負うことなど 言語道断
もちろん オールマイティ相談員でなければならないなどということを言う資格など私には到底無いが
一定の材料を与えられ おおよそ答えるべき範囲を示されている場合には おのずと回答すべき守備範囲は尽くさねばならない 
それに到底応えられない場合は
潔く 受任を断るべき
よって 常に 自己を見張っていなければならない 
と いつもながら 自身に問いかけるのです



今 自分が関わっているある相談会 それと他のいくつかの場を思うにつけ
一人だけで相談担当ができるかどうか

できる限りの時間を作って何冊もの解説書と戦ってきたつもりですが なかなかどうして さらなる学習の必要に迫られています

とにかく 自己を信じて しかし 客観的に自己判断を重ね
迷惑をかけるようなら 早期に 丁重に退任を決断させていただこう と 考えています




あと何年現業にいられるか 
それは 見通せない
しかし 兆候が現れたら 潔く スッキリ退散させていただく心構えではいる(そのようにできるよう それなりに準備[心的に それと経済的な面でも]をせねばならないが)

多くの方に感謝しつつ そのような日がくることを心の隅っこにいつも意識し 日々 務めていきたいものだと 最近 とみに思う



とは言っても マダマダ マダマダ 
コーヒー・文庫本・JAZZ・温泉・古典落語などなど三昧の日々到着には・・・ あと 何年 かなー
野鳥を追っかけたり 灯り一つない山ひだで満天の星を眺めることも 楽しみにして 
ガンバルゾー

 

                                               


正当な評価?

2011-08-31 | ■ サマザマな おはなし


今日 仕事の合間に ある小説を読んで
スタートでややひきこまれ
半ばでダルみ
やめようか と思ったがある事情があり 読み続けてみることに
して 努めてはみたが
さて そろそろ 心もとなく どうにも興が乗らずに



ある事情とは
以前 この作家さんのを読ませていただいたことがあり
そのときは その一冊で エンド
そのようなことがあって・・・
たった一冊で 大作家さんとオサラバなの
ちょっと 生意気過ぎない? ということがあって・・・


おそらく 20年ほど経った 先日 
仕事上の研修の帰りに その会場に併設の本屋さんに寄ったとき 以前からの思惑が ムクムクと起き出した

『たった 一 二度の経験で 物事を判断し 結論を出してしまうことは ナントナク 気持ちが もやもや
人との付き合いでも 本当のところは 初対面なんぞで判るわけがない 
本だって同じこと
ヤハリ せめて もう一度くらいは手に取ってみたら どうなの?』

というわけで その後ろ髪を引き続けた作家さんの文庫本を購入



世間では 圧倒的人気を誇る 超売り上げランクにいた あるいは 今もいる?ベストセラー作家さん(主に時代物)
なのですが やはり どうにも波長が・・・
どうして この方が超人気を保持しているのか?
私には不可解

もともとこの方は ある著名な脚本・劇作家さんの下で修行なさった方ですが 文体が シナリオ調なのです
そのこと自体は そのような文体もあり得るので・・・
しかし 私には
そこのところが 舞台のそでで シナリオ片手に舞台も気になり
というような感じで どちらにも興が乗らずに というような・・・
物語が おおよそ 簡潔すぎる というかボツ切りの説明 というより 無理がありすぎる流れ なので
趣きが欠落しているように どうしても感じられてしまう
とにもかくにも
ストーリーが ぼつ切れるような風で 
毎回毎回短すぎる麺を食べさせるラーメン屋さんで やたらに中身の薄い丼ぶりをもたされ続けているような・・・・




というわけで またまた 生意気なことを書いてしまいました
何所かで言われているセリフ
『読みたくなければ 読まなければいいだけ』
まさしく そのとおり

それで 何を言いたくての記事なの と いぶかるでしょうが
やはり 人間 本も人物も仕事も その他多くのことも
おおよそ
初対面の頃の印象ってやつが ナントモ鋭くて 重くて
いつまでも チェンジできずらい というかチェンジの要なしかな
ということも多いような・・・


要するに 肌が合わない という
なんとも身勝手な ・わがままな・得体の知れない・合理的には
説明ができそうもない・ 好き好きという基準で動かざるを得ない
?? ような
なんとも 大人げないことではありますが
依然として 私などは この魑魅魍魎に惑わされ続けているような 

人間 どうしようもないモンを抱え続けるようなこともあり・・・

というわけで 愚痴のような 寝言のような 言い訳のような
いつまでも 未大人のようなことを のたまってしまいました


何なのでしょうネ
つまるところ おおよそ物事の最終仕分けは この 好き嫌い 
という厄介な物差しなんぞで決まっていそう
ということの正体は

民主党の選挙
《どうにも肌が合わない》なんぞという物差しで
結局のところ 心変わりがあった とか ないとか・・・



“それもこれも そぞろ この浮世に生を受けた渡世人の たどらねばならない道なのかもしれませんぜ 親分”
なあーんてネ

時代物風のものを読んでいたんで
つい そんなもの言いになってしまう

さて 仕事再開

それにしても この文庫本
どうしようかな 
もう一編くらいは 読ませていただこうかな・・