(巷の状況は 見事なほどに??何も変わってないと思われるので
再掲させていただきました 2008年4月のブログです)
所用で東京駅を通過した
新入社員らしい一群とたびたび遭遇し
自分のときと比較し いろいろな思いにとらわれた
昭和40年代 総じて高度成長時代にやんわりくるまれた
ある意味 気楽な門出だった頃の 東京にいた自分
それに比して 今の若年層
追いかけられながら勉強しなければならない知識はワンサカ
とくにITの進歩の けたたましさ
数字を突きつけられた形での結果責任を若い頃から負わされ
大多数の者は それほど多いとはいえなく しかも不安定な給与体系に脅かされ
わけのわからぬ金利差益追求集団が操る 空虚な経済ギャンブルのために一喜一憂し
1000日の企業努力も 一夜にして藻屑と消えるような
何が本当の原因なのか 誰も解明できないような円高倒産
進歩しているのかしてないのかまるで解らない経済機構のるつぼのなかでおどらされ・・・・
心から 今の若年層・中堅層に同情することがあります
たしかに 泣き言を吐いてはいられない時代なのでしょう
問題は その苦しさをごまかす矛先を より弱いものに向けているのでは という面がある・・・ということ
そのことが とても悲しいのです
幼い存在に対する 到底理解できない仕打ち
抵抗できないものに対する 無慈悲 自己中心的 悪魔も怯えるようなストレス解消
若年層・中堅層による やりきれないニュースの 途切れることの無い連鎖生産
タンポポの花色のようなニュースで紙面が埋まるような日が
どうかどうか この新しい春には続きますように
20歳の頃 春の東京日本橋室町界隈を迷っていたわが身を思い出しながら
今日のブログを どうにか書き終えました