絵を観たいと感じるとき
私の場合は 少しの間 非日常の時に触れたい
と
そんなふうな状態のとき
仕事が長引いて頭がボーッとしてるときとか
意識的に気分転換をはかろうとしているときとか
連続の動に飽き静を欲しがっているとき
そうすると 好みの主題も自ずから決まり
やや具象的な風景画 あたりが最適ということに
抽象画だと 妙に頭がいろいろと想像しまくり心も休まらず
完璧な具象画だと 現実味がどうしてもつきまとい
しかも 人物が描かれていたりすると余計
非日常から距離がなくなる感じで
結局 やや具象的な風景画あたりに落ち着きます(モチロン例外もあり
他の画題のもののなかにも大好きなものがあります)
ところが 意外なきっかけから 人物が主題ともとれるある絵が
近頃の楽しみになっています
作品名:THIS IS
作者名:板谷諭使さん
製作年:1993年
油彩だそうで 北海道ジャズ物語(つげ書房新社)という
本の表紙に載ってました
いろいろと権利上のことから 言葉だけの記事になってますが
JAZZ喫茶で時を過ごす 店のマスター?ら5人の男性と謎の女性1人(たぶん店の従業員の方かも)を描いた 素敵な雰囲気の絵です
JAZZが好きな私だから 納得するのかもしれません(いつもの私なら
これほど人物が登場する絵は好みではないはずなので)
勝手なもので ゴッホの絵に登場する人物は観ていて心が和むのです
あの 独特の青の背景と服のゴッホ本人の苦悩?の自画像さえ
ここでも 最後は 各人の好みがすべてのような
好み
以前にも書きましたが
なんとも不可解な興味の尽きない言葉です
[THIS IS]
仕事場の机の上に飾り 眺めさせていただいています
《今夜はマイルスのリラクシンあたりが流れていそう》
釧路に この絵の題名になっている This is というJAZZ喫茶があり昨年行ったのですが
その晩はライブでした