『ホームページに 大規模修繕工事の アドバイス・サポート業務 と掲載していますが
コンサルタントとして設計事務などまでする ということではないのですか ?
マンション管理士さんでも 大規模修繕コンサルタント と名乗っている方も
いるようですが・・・コンサルタントというのは 実際のところ どういうことを
する方たちなのですか ?』
たしかに 紛らわしいことでしょうね
極く簡潔に おおよその形 を記させていただきます
大規模修繕工事関係に登場するところの管理組合の契約としては
設計管理方式であると 設計・管理会社 に
調査診断、改修設計、資金計画、工事監理 などを 委託
〔設計管理委託契約締結〕
<工事会社との工事請負契約も締結>
責任施行方式であると 工事施行会社 に
調査診断、改修設計、資金計画から実際の工事まで ほぼ全てを委託
〔工事請負契約締結〕
設計・管理会社も工事施行会社も 大規模修繕工事に係る契約の当事者ですが
マンション管理士である私は それらの契約の当事者ではなく 全体を通しての(あるいは部分の)
管理組合へのアドバイス・サポート業務を担当する者(顧問として・単発依頼を受け)です
上記の大規模修繕工事契約当事者外の 管理組合に寄り添う外部第三者として
具体的には
・大規模修繕工事に関する相談を受け 知識を回答
・大規模修繕工事に関する 事前からの継続勉強会の開催担当
・大規模修繕委員会を考慮しているなら 設立の助力
・設計管理会社の選定の助力
・工事施行会社選定の助力
・総会への出席 説明及び質疑対応
・修繕委員会及び理事会の会議への出席及びアドバイス等
・必要となる連絡調整
・全工程(行程)における アドバイス・サポート役としての 見守り
ということですが そもそも大規模修繕とは ? という 入り口での案内講師役
として係らせていただくことも 重要ではないかと考えられます
やみくもにスタートするのではなく できる限り多くの組合員間で 学習していく姿勢が
とても大切 と 思います
その期の執行部だけが苦労すれば済んでしまう というような雰囲気で事が終始してしまうようでは
財政的なことだけではなく 管理組合運営のあり方 という点においても 大きな損失となって
その歴史に残ってしまうことになる
のでは と 思われるのです
[参考までに 国交省 の記事を 掲載(リンク)させていただきます]
http://www.mlit.go.jp/common/001230147.pdf
設計コンサルタントを活用したマンション大規模修繕工事の発注等の 相談窓口の周知について(通知)
http://www.mlit.go.jp/common/001234283.pdf
マンション大規模修繕工事に関する実態調査
http://toku4812.server-shared.com/ibarakihatakeyama.html