囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

no more hirosima の思いを込めて

2012-07-26 15:27:38 | アコーデイオン
暑い夏と共に、広島の原爆記念日の8月6日がやってきます。

所沢市役所の入口前には、広島で被爆した旧広島市役所の敷石が置かれています。所沢と広島が友好都市となったことを記念して、広島市から寄贈されたものです。

この被爆石の前で、5年ほど前から、市民の有志が集い、8月6日、朝8時から「平和祈念式」を行なっています。



8時に所沢市役所に集合し、NHKのラジオから流れる広島原爆慰霊式の放送に合わせて、黙祷を行います。
その後は「参加者の一言発言」最後に、「原爆許すまじ」と「青い空は」を斉唱します。
歌の伴奏は、私のアコーディオン、歌のリードは、年金者組合の歌声サークルの有志が行います。
50人足らずの小さな集いですが、「三度(みたび)許すまじ原爆を」の気持ちをお持ちの方でしたら、どなたでも参加できます。
所沢近辺の方の参加をお待ちしています。

原爆も 原発事故も もうたくさん 未来を託す 子どものためにも
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ゆっくり、はっきりと

2012-07-25 14:57:24 | 囲碁きちのつぶやき
加齢と共に、年々耳が遠くなってきています。家族との会話も聞き取れないことが日常茶飯事ですが、一番困るのが会議等の発言内容が聞こえないことです。大事なことを聞き漏らしたり、相手の方は話しているのに、当方が聞いた覚えがないこともあります。
これでは、いよいよ「補聴器をつけなければ・・・」と思いました。
補聴器のことを全く知らないので、とりあえず耳鼻科に行って相談しようと思いました。
耳鼻科の診療科目に「補聴器外来」のある病院探しました。



川越にあるK耳鼻科に行きました。
K医師に、聴力のこと、補聴器のこと、「補聴器外来」という診察科目があるので来たこと、聴力検査をして補聴器装着等相談したい と思いきました と話しました。
K医師は、話を一通り聞いて、「補聴器はあまり役に立たない」と言い、全く取り合おうとしませんでした。「対面でこれだけ会話ができるのなら、補聴器をつけてもこれ以上良くならない」とも言いました。
補聴器を紹介したりもせず、聴力検査もしませんでした。
「これからどうしたらよいですか?」と聞くと、みなさんに「ゆっくり、はっきりと話してもらう以外にない」とも言われました。

結局、診察料も請求されずに終わりました。
「補聴器外来」を診療科目に掲げる耳鼻科の医師が、「補聴器は役に立たない」とどう言う意味で言い切ったのかもわかりません。
しかし、当面は補聴器をつけることを考えず生活してゆこうと思います。
みなさん、私と話すときは「ゆっくり、はっきり」と話してください。
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下手でも

2012-07-24 11:21:59 | アコーデイオン
近くの集会所で行われている「ふれあい昼食会」にアコーディオンを担いで行きました。昼間、独居となる高齢者にボランティアの方が昼食を作ってくれているのです。
今日は、ボラの方が5人、高齢者の方が10人でした。
例によって、私の下手なアコ伴奏でうたを歌ってもらいました。
「夏の思い出」「月の沙漠」「牧場の朝」「湖畔の宿」「故郷の廃家」など、10曲を歌ってもらいました。
我ながら、下手な演奏で恥ずかしくなりました。
それでも、体調を崩して前回お休みした90代の男性の方が、「アコーディオンで歌うのが楽しみで・・・」といいながら元気に来てくれました。こんな方が一人でもおいでになると、私もやりがいを感じて嬉しいです。



ランチは、ひき肉とナッツの味噌炒め? インゲン、さつま揚げ、生揚げの煮物、味噌汁、デザートは卵蒸しプリンでした。

みなさんが楽しみにしている昼食会ですが、8月は暑さのため、お休みです。
次回は、9月ですが、もう少し「しっかり練習してから行かなければ・・・」とつくづく思いました。
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東北の旅 3  中尊寺から松島へ

2012-07-23 04:31:46 | 旅行
3日目の21日。一関のホテルを朝8時半に発ち、9時には中尊寺に着きました。



朝、早いため参拝客はまばらでした。




ボランティアガイドをお願いして、境内を案内してもらいました。案内を聞きながらの参拝は、藤原3代のこと、芭蕉の奥の細道のことなどの理解が深まり、勉強になりました。



金色堂前での記念写真です。朝、早いからこんな風に並んで写真も撮れるのです。間もなく、団体などの参拝客が沢山見えるでしょう。

隣の毛越寺庭園にも行きました。



昔の伽藍跡を忍び、藤原3代の栄華に思いを馳せました。
中尊寺も、毛越寺庭園も、私は2度目の参拝です。世界遺産に登録されたこともあり、昔と違って、駐車場等も整備され大変な賑わいでした。

 参道に 白百合の花 咲いており 芭蕉も訪ねた 金色堂への坂


最後に、私の希望で、3・11で被災した松島を見てゆくことになりました。
松島の五大島付近は交通渋滞ができるほどに賑わいでした。



復興の拠点ともなり、テレビでも何度も紹介された「松島さかな市場」で昼食を食べました。ここも大賑わいで、確実に復興が続いていることにすこしホットしました。
しかし、奥松島から石巻に向かう海岸沿いを走ると、なぎ倒されたままの防風林の松、半分土砂に埋まったままの家屋、倒れたままの墓石、崩れた崖などが沢山ありました。
海岸近くに山のように積まれたままの廃材やがれき、それを運び出すダンプが行き交っていましたが、それにしても復興の遅さに驚きました。
津波被害のところ少しつつ復興も進むのでしょうが、原発事故被災地は立ち入ることもできないなどもっと悲惨だろうと考えると複雑な気持ちになりました。
復興支援に自分に何ができるか、考えさせられた旅でもありました。
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東北の旅 2 秋田駒ケ岳

2012-07-22 09:48:53 | 旅行
7月20日、朝6時半、田沢湖高原国民休暇村のスタッフが朝の散策に連れて行ってくれるというので参加しました。宿泊客 7人、案内のスタッフ 2人で休暇村の中を散策する。



ブナ林の中を案内してくれる。この辺のブナの木は、太平洋戦争中にこの山の上にあった硫黄鉱山の硫黄を精錬するための燃料として伐採されてしまったそうです。何本か残った親木から新しいブナが生まれたため、ぼぼ同時期に生まれた若木が育ったものだそうです。ブナ林に囲まれた国民休暇村は絶好の森林浴のスポットでした。

朝食後、秋田駒ケ岳へのリムジンバスの発着場に行きました。。



この辺は快晴だが、頂上は雲の中でした。正面の山が秋田駒ケ岳ですが、頂上付近は雲に覆われていました。満員のリムジンバスに乗り込み、八合目の駐車場に行きました。
霧の中で、とても涼しい。ここからが登山道です。



登山道にはいろいろの高山植物が見られ、霧の中で、図鑑と見比べながら花を確認して行きました。



片倉岳展望台では霧も晴れて快晴になりました。上を見れば、これから登る男女岳(1637m)が目の前でした。

更に進むとニッコウキスゲの群落が現れました。



眼下には、キスげ越しに田沢湖が広がっていました。



やがて木道になり、あみだ池が現れました。この辺にはチングルマやミヤマリンドウなどが咲き乱れていました。



木道を振り返ると、未だ雪が残っている鳥海山が望めました。



あみだ池小屋には多くのハイカーが集まり、ここから男女岳を目指します。私たちもリックをここに置き、頂上を目指しました。



雲の中から頂上だけ姿を見せている岩木山が望めました。



11時過ぎに快晴の頂上に着きました。鳥海山や岩木山、田沢湖など素晴らしい展望を楽しみました。

あみだ小屋前に戻り、昼食をとった後、下山しました。
シャクナゲコースを下りている積もりでしたが、どうも様子がおかいいのです。硫黄が山肌に剥き出しになっていました。



案内図には、「悪路で危険」と書いてあった硫黄鉱山跡を通る「旧道」コースを降りてきてしまいました。
硫黄の中を歩きながら、朝の散策で説明を受けた「硫黄鉱山とブナ」の話を思い出しました。廃坑の中を下ってきてしまったのです。



上りの際は、この看板を確認したのですが、頂上を下る際、あみだ池で、コースをよく確かめなかった結果です。今後の反省点ですが、まずは全員無事、八号目駐車場に下りることできホットしました。
シャトルバスに乗り、田沢湖高原の温泉で汗を流し、宿泊地の一関に向かいました。

一関駅前のホテルに夕方着きました。
「もちの里 一関」と言われるように、郷土料理に「おもち」があるそうです。





9種類のおもちとお雑煮、地酒の飲み比べなどをしながらの夕食でした。
長い一日でしたが、お酒を飲み、仲間と歓談していると元気が出る自分が不思議でなりません。

青い空 黄色いキスゲ 青い湖(うみ) 全部楽しめた 秋田駒ケ岳 


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