能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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年金はどこまで減るか?今から老後を向える世代、ホントーに大変です 最善策は、働くこと

2013年12月07日 | 社会・経済

先日、テレビで「たけしのテレビタックル」を観ていたら、老後は3つの対策、選択肢があるということを各分野の専門家が登場して話していました。


「働き続けること」

「地方への移住」

「投資」といったことが大切といった主旨だったと記憶しています。


特に、地方への移住では、札幌、那覇が魅力的といった不動産会社の方の指摘が印象に残っています。


日経ビジネス2013.12.9号の特集は、

年金はどこまで減るのか 知っておくべき10の現実」というショッキングな記事。


長年、年金が減ると言われながらも、一体いくら減額されるのか?という素朴な疑問への回答です。


約2割は減る・・・というのが、日経ビジネス誌の回答。


この2割というのは、年金以外の収入源のない高齢者にとっては、かなり厳しい金額だと思います。

このため、何らかの貯金、投資等でカバーしていくのかということが問われているのだと思います。


今回の同誌の特集では、10の現実について丁寧に紹介されています。

今、40歳代、50歳代には必読だと思います。


ここで取り上げられた「年金の現実」について、タイトルを紹介させていただきます。

気になる項目があれば、ぜひとも読まれることをおすすめします。


1.30年後は2割減


2.普通の世帯でも先行き不安


3.勝ち組は準備に30年


4.高齢者の1/4は年収150万円


5.2030年に試練


6.完全移住は簡単じゃない


7.夢の南国生活 拒むのは円安


8.退職者6割が運用で損失


9.節約 手軽で堅実 一方で限界も


10.最善策は、働くこと


やはり、「働き続けること」がベストな選択とのこと。

巻頭の「編集長の視点」でも同誌山川編集長が「シルバー人材センターをプラチナ人材センターに変えるべき」という提言をされていますが、本当にそのとおりだと思います。

現在、生産年齢人口というのは、だれが決めたのかは知りませんが、15歳~64歳。

このレンジにも調整を加えていく必要があると思います。

現実的には、25歳~75歳といったところでしょうか?


定年後、引退、隠居という気楽な人生というのは、

どうやら、これからの日本には訪れることはないようです。


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