新聞記事によると、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、政府が打ち出した緊急融資や債務保証などの資金繰り支援への申し込みが10万件を突破したとのこと。
リーマンショックの時が5万件でしたので、この数字だけ見ても今回のコロナショックが中小企業に大きな打撃を与えたかが分かります。
飲食業、サービス業、運輸業、観光業などのボリュームゾーンの第三次産業・・・少しでも資金繰りが滞ればさらに厳しい状況に追い込まれます。
日本政策金融公庫 申込46,399件 承諾21,915件 承諾率47.2%(3/23時点)
商工中金 申込6,100件 承諾420件 承諾率6.8%(4/2時点)
信用保証協会 申込43,779件 承諾36,890件 承諾率84.2%(4/1時点)
全国の信用保証協会、頑張っています。
誰でも簡単に借りられるわけではない・・・日頃の信用力が、この場に及んでも活きていると言えます。
日本経済の基盤を支える中小企業が潰れていけば、雇用の危機、信用の危機が一気に訪れます。
先の見えない不透明感、不安が、中小企業の経営を押しつぶそうとしています。
何としてでも、スピード感を持って手を打っていかなければなりません。
がんばれ!ニッポンの中小企業