カープのフランチャイズ球場「マツダZoomZoomスタジアム広島」の横に、「カープ誕生物語像」があります。
中沢啓治さんの「カープ誕生物語」をモチーフにしたモニュメントです。
野球少年、野球少女たちの健気(けなげ)な姿が心を打つ大好きな作品です。
一発の原子爆弾で14万人が虐殺されたカタストロフィ。
親を失ったたくさんの原爆孤児が、残されたということを聞いています。
75年は草木も生えない・・・と言われた広島の街。
そこから不死鳥のように広島の街は蘇りました。
広島市民の不屈のスピリットの中心には、いつも市民球団カープの存在がありました。
ビンボー球団カープ・・・弱小球団・・・セントラルリーグに上納するお金もない「セリーグのお荷物球団」と呼ばれていました。
でも、広島市民は、貧しいながらも日本酒の樽に募金するという「樽募金」を始め、カープの選手の給料や遠征交通費、食費などを補填しました。
ベースボールが広島の街、広島の心を支えたのです。
野球を楽しめる・・・平和な時代しか、かなえられないことです。
ズムスタでカープを応援できる日・・・1日でも早く新型コロナウィルスに打ち克つ日を首を長くして待っています。
がんばれ!カープ