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能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

コロナウィルスを1年半前に予測していた日経BP総研 日経BP総研さんに、悩ましく、複雑な拍手です

2020年04月29日 | 本と雑誌

自宅でテレワーク・・・日本経済は止まり危機に瀕する多くの会社・・・何でこんなことになっちゃったんだろう?
すべては、新型コロナウィルスのせい。
目に見えない未知の敵・・・明日が見えません。
このまま行くと、おそらく5月6日以降も同じような光景が続いているような感じがします。


ふと書斎の本棚を見ると一冊の本。


ビジネスを揺るがす100のリスク
日経BP総研編著 日経BP社刊 2000円+税

奥付を見ると2018年10月29日。
1年半前の刊行です。
2030年の未来予測本。
ビジネス、企業経営を揺るがす100のリスクを洗い出しています。

その100のリスクのピックアップの中の「46」番目。
殺人病の感染拡大 致死率が高いウイルスが出現」という予測が出ています。
「厄介な感染症の拡大が懸念されている。」で始まるこの予測。


悪夢の細菌・カルバペネム耐性腸内細菌、中国の鳥インフルエンザA(H7N9)、マラリア、ジカ熱、梅毒、エイズがピックアップされ説明されています。
当たってほしくなかったなあ・・・この予測。
2030年と言いながら、その10年前に現実のものとなってしまいました(涙)。


1年前、この書を読んで、BCPや感染症対策をほどこした企業は、ほとんどなかったと思います。
ブラックスワン・・・恐るべし・・・です。
モレなくダブリなく・・・日経BP総研さんに、悩ましく、複雑な拍手です。


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未来を変えるクセづけ 舩井幸雄の金言集 おそらく舩井さんの最後の遺作 良心にしたがい、包みこもう

2020年04月29日 | 本と雑誌

対コロナ「ステイホーム週間」の休日・・・書棚の奥から未読の一冊が出てきました。
船井幸雄さんの一冊です。


若き日、船井先生の本をよく読んだことを思い出しました。
「プラス思考・素直・勉強好き」「包み込み」「長所伸展法」「過去オール善」「他者オール肯定」「良心」・・・。
いまでも日々の仕事や生活に活かしています。


ただ、晩年のエヴァやスピリチュアル、オカルト話が出始めて、ちょっと遠ざかっていました。

船井幸雄さん、田辺昇一さんや一倉定さん、渥美俊一さんなどとともに日本を代表する和製・経営コンサルタントとして活躍。
400冊以上の本を出され、「変身商法」「包み込みの発想」「エゴからエヴァへ」「100匹目の猿」はベストセラーになりました。
2014年に永眠されました。
享年81歳。
「船井」から「舩井」に変わったのは、戸籍上の本名に戻したということのようです。

未来を変えるクセづけ 舩井幸雄の金言集
舩井幸雄著  海竜社  952円+税

目次
成功する人の考え方
よい会社の条件
伸びる人のクセづけ
ツキを味方につける
宇宙原理、世の中のルール
良心にしたがい、包みこもう
すべては必要・必然
本物の生き方

同書は、おそらく舩井さんの最後の著書だったのではないか?と思います。
キーワードは「本物」「ワクワク」「クセづけ」
すべて、実践、アクションが伴わなければ!ということを言われているのだと思います。

世の中のルール
1. 強く思うことは、実現する
2. あたえるものが、受け取るもの

単純・質素・節約(複雑・贅沢・浪費は×)

良心にしたがい、包みこもう

この3つが舩井幸雄さんの遺言だと思った次第です。

晩年をお過ごしになった静岡県熱海市の住居は、舩井幸雄記念館・桐の家となっているとのこと。
コロナ禍が去ったら、一度行ってみようと思います。


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