広島市の中心部を流れる京橋川に、人と自転車しか通れないレトロな橋があります。
柳橋・・・やなぎばし。

周りには柳の木があるので、この橋の名前になったのだと思います。

人と自転車しか通れません。

この橋を渡ると老舗のウナギ屋さん。
多分コロナで苦戦されているのだと思います。
鰻、食べたいなあ。

広島の街の歴史の中でも、特徴のある柳橋。
いつまでも残していただきたいレトロ・ブリッジです。

広島市の中心部を流れる京橋川に、人と自転車しか通れないレトロな橋があります。
1945年8月6日午前8時15分、一発の原子爆弾で広島の街は全てを破壊されました。
14万人とも言われる人々が亡くなりました。
大虐殺・・・。
広島市立高等女学校(広島高女/現市立舟入高校)の原爆慰霊碑です。
当時、市内の学校で一番の被害を受けました。
なんと676人の女学生が原爆の犠牲になりました。
将来のある賢い女学生たち・・・一瞬のうちにその未来を絶たれました。
心が痛みます。
原爆の日から3年目の8月6日・・・慰霊碑が建てられました。
その慰霊碑には、次の数式が刻まれています。
一瞬、目を疑いました。
これは、アインシュタインの相対性理論・・・原子エネルギーの公式です。
とても慰霊碑の真ん中に刻む言葉としては、???と思った次第です。
言論統制のため、慰霊碑に「原爆」という言葉が使えなかったそうです。
そういえば、平和公園を中心にある慰霊碑に「原子爆弾」「原爆」という文字のない碑が多いです。
きっと進駐軍による厳しい言論統制が行われていたんでしょうね。
歴史を歴史として残すことも大切・・・実に悩ましいところです。
合掌