2月5日、広島市の新型コロナウイルスの感染者はゼロ!
でも、ここで油断は禁物です。
夜明けは近い・・・かな?
2月5日、広島市の新型コロナウイルスの感染者はゼロ!
超過激な藤巻さんの新刊が出版されました。
USモルガン銀行でレジェンドと呼ばれたスーパーディーラー。
参議院議員をつとめたり、一橋大や早大で金融講座を担当するなど日本人には珍しい国際金融のスペシャリストです。
日本経済の危機を訴え、ハイパーインフレに備えよと訴え続けた藤巻さん。
米ドルと暗号通貨にシフトせよ!というスタンス・・・素人の小職などは「オオカミ少年」的な存在として藤巻さんを遠くから見ていました。
しかしながら、政府の金融行政、日銀の動きなどを見ていると、藤巻さんの仮説が現実味を帯びてきているように思えます。
藤巻健史著 幻冬舎新書 1000円+税
同書は、新書ながら348ページの大著。
読み応えがあります。
難解なファイナンスの本と比べれば、文系でも最後まで読むことが出来ます。
目次
第1部 実践で役立つ金融マーケットの基本
第2部 資産運用・徹底マスター講座
第1部では、現在の日銀がどういう動きをしているのか、日銀当座預金や出口戦略とは何なのかを素人でも分かる解説を展開します。
異次元緩和、ハイパーインフレ、統合政府・・・これが明日からも続くとすると、藤巻さんの言われるように「Xデイ」が到来する可能性もあると思います。
今の日本の財政を家計に例えると次のようになるそうです。
給与収入 700万円
生活支出 1600万円(実に贅沢な生活です)
コロナのため2020年だけで新たに900万円の借金をしなければならない。
その他満期となる借金が1100万円ある。
その前に既に累積赤字が1億1159万円(サラリーマンの身でタワマンでも買ったんですかねえ)
いったいいくらの借金があるんでしょうか。
家庭であれば、もう破綻・・・自己破産しかありません。
第2部では、金融知識を身につけ、個人の資産を守るためのノウハウを、これまた分かりやすく解説しています。
金融先物、イールドカープ、長期金利、為替先物、債券先物オプション、暗号資産・・・難解で、ちょっとおっかなびっくりのジャンルの基礎講座。
こんな分野があるんだと知るだけでも価値ある中身になっていると思います。
逆に言うと、たった1000円の本で、ここまで高度なノウハウを公開してもよいのかとも思います。
実にお買い得の一冊です。
日本と共に破綻するか?それともプロの技を盗んで自分で稼ぐか?
同書の帯にあるキャッチコピーです。
100年前のスペイン風邪の時は、感染拡大とともにデフレが続き、数年後には反転してインフレ・・・そして世界大恐慌に・・・。
歴史は繰り返すかもしれません。
暗号資産や金に注目が集まったり、米国ではロビンフッドが旋風を巻き起こしています。
政府や日銀は、どういう舵取りをしていくのでしょうか?
藤巻さんが日銀総裁に就任というのは考えられないんでしょうかねえ?(笑)
一寸先は闇・・・それがグローバル金融だと思います。