創業して、わずか40年で年商2兆7000億円。
いまやグローバルに1300店舗を展開するユニクロ。
山口県の片田舎から始まった中小企業が、まさかここまで成長するとは思ってもいませんでした。

ユニクロの1号店は、広島市中区袋町。
いまでは、ブティック、カフェ、レストランなどが集積し、若者たちが集まるお洒落な街になっています。
広島・並木通りは、さしづめ東京の青山通りです。

山口県の中小企業だった小郡商事を親から継いだ柳井正社長が、立ち上げた新しいコンセプトを体現しました。
朝から開店のために並ぶお客さんにアンパンと牛乳を配っていたそうです。
そこから始まったユニーククロージング・・・。
柳井社長が書かれた「一勝九敗」。
大成功に向けて挑戦を続けた中で勝率は10%・・・。
ユニーククローシングを売る「ユニクロ」、スポーツウェアを売る「スポクロ」、ベビー服を売る「ベビクロ」、一時は野菜まで売っていたことがありました。
その中から生き延びたのが「ユニクロ」や「ジーユー」。
今や世界のユニクロです。
ZARAやH&Mを打ち破って世界のテッペンに立っていただきたいものです。
柳井CEOの起業家精神は、驚くばかりです。
脱帽です。

今日は、広島のユニクロ店で記念のイベントを開催するそうです。
地元の地方紙・中国新聞でも報道されています。
広島のテレビ局でも朝からテレビスポット、CFを流しています。
「40年感謝祭」・・・素敵なコマーシャルです。


広島店の来店客には、広島由来のお土産がプレゼントされるとのこと。
広島のケーキ店モーツァルトのクッキー、広島発祥のカルビーのカッパえびせん等だそうです。
さらに1万円以上買ったらオリジナルのステンレスボトルが貰えるそうです。
なかなか粋な企画です。
柳井CEOのDNAが継承されているんですね。

今日も朝から40年前のような行列かもしれません。
ユニクロファンの皆さま、ご安全に!
