能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

共闘スタートアップ!ソニーに学ぶCVC活用術 日経ビジネス誌の特集・・・最後のチャンス!がんばろう!ニッポン

2023年11月14日 | マーケティング

CVC・・・コーポーレート・ベンチャー・キャピタルのことです。

米国発の資本主義を高回転させるための仕組み、スキーム。

有望なスタートアップ企業への出資を通じて、GAFAMなどのビッグテック、プラットフォーマーを産み出してきました。

日経ビジネス2023.11.13号の特集は、「共闘スタートアップ!ソニーに学ぶCVC活用術」。

立ち遅れている日本のCVCの頑張っている姿を丁寧な取材で紹介しています。

Contents

Part1 米テック覇権の源泉 有望技術に8兆円

Part2 日本の代表格はソニー 出資先が「らしさ」生む

Part3 CVC先進7社の活用術 協業の先に成長への道・・・エネオス ダイキンGX

 

失われた30年・・・国際競争力が低下し続けている日本。

このCVCが、まだまだ発展途上の状況です。

世界的のスタートアップCVCから14.8兆円という巨額のカネを調達しています。

そのうち、約半分の7.7兆円は米国のCVC。

日本は、何と3800億円。

米国の20分の1・・・勝負になりません。

岸田政権も重い腰を上げ、やっと「スタートアップへの投資額を10倍超の10兆円規模にする」という政策を打ち出しました。

その達成に向けて「人材・ネットワークの構築」「資金提供の強化と出口戦略の多様化」「オープンイノベーションの推進」という3つの柱を掲げています。

昔のように通商産業省の打ち出す施策が効くわけでもないため、日本を代表する大手企業の内部留保をどう引き出すか?ということがポイントになると思います。

この特集では、ニッポンCVCの先頭を走るソニー、エネオス、ダイキン、トッパン、商船三井などの取り組みを紹介しています。

少子高齢化、人口減少、景気停滞・・・ここで踏ん張らなければ明日はありません。

最後のチャンス!

がんばろう!ニッポン


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 広島市は小雨の朝を迎えてい... | トップ | ただ今、橋の点検中 インフ... »
最新の画像もっと見る