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まちかどピアノ・・・地下商店街に自由に弾けるクランドピアノ設置 音楽都市ヒロシマの「紙屋町まちかどピアノ」 ムシカ伝説

2020年08月25日 | まち歩き

広島市の中心部・紙屋町の地下街「シャレオ」に、グランドピアノが設置されました。

誰でも自由に弾ける「駅ピアノ」のような存在です。

「駅ピアノ」は、NHK-BSでオンエアされている番組。

欧州や米国などの鉄道の駅にピアノを設置・・・それを弾く人々の人生模様を淡々と伝えるドラマティックなテレビプログラムです。

紙屋町まちかどピアノ・・・なかなか素敵なネーミングです。

多くの「駅ピアノ」「町ピアノ」がスタンド型なのですが、このピアノはグランドピアノ・・・珍しいです。

そして、花柄のデザイン。

これは、現在開催中の「第37回全国都市全国緑化フェア ひろしま はなのわ(花の環)2020」にちなんだものだそうです。

さらに、このピアノ、広島の伝説の音楽喫茶店「ムシカ」のホールにあったもの。

ここで、たくさんの若手ピアニストの演奏を聴きました。

ムシカ・・・米軍により原爆投下された直後に、焼け野原となった広島の街に開店したクラシック音楽を流す喫茶店。

年末、店内に入りきれない音楽ファンが、寒い店外で中から流れる第九を聴いたという伝説があります。

店主の梁川さん・・・お世話になりました。

ご高齢のため、今年の3月に店を閉じられました。

こうした取り組みは、街を元気にすると思います。

広島市には、音楽大学もあれば、音楽高校もあります。

さらには、プロの交響楽団・広島交響楽団もあります。

野球のカープ、J1のサンフレッチェ広島とともに広島三大プロと呼ばれています。

「音楽都市広島=国際平和都市広島」・・・魅力的な街に進化して行っていると思います。


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