米国の投資家ウォーレン・バフェットさん。
最近では日本の総合商社株で大儲けして話題になりました。
日本国内では「三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅・・・今さら総合商社?」という声がありましたが、見事に覆しました。
彼は、米国「フォーブス」誌の長者番付で1986年以降、約40年間に渡りトップ10に入っています。
大富豪にもかかわらず、普通の家に住み、大衆車に乗り、ハンバーガーが好物だそうです。
ちょっと日本人的なところがあるお爺さんです(笑)。
バフェットさんのお金儲けの極意は「一にも二にも損を出さないこと」だそうです。
ただ、日々変動、上下動を繰り返す株式市場で、損を出さないことは本当に難しいことです。
彼は、割安な企業の株式を買うのではなく、数字に表れない内在的価値のある優れた企業の株式を買うことに徹しています。
さらに、株式投資においては、忍耐力を持つことを重要ポイントとして挙げています。
そのために、
①事業内容を十分に理解する
②業績の長期的見通しがよい
③経営者に能力がある
といった3つの視点から会社を見るそうです。
バフェットさんは、以前はGAFAM(グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト)などのIT企業株を「よく分からない」という理由でIT株に手を出さなかったようです。
日本のある経営者が言っていたABCポリシー。
「A(あたりまえの事を)、B(バカになって)、C(ちゃんと)、やる!」
小職のような凡人には、なかなかできないことです。
見た目ではなく、本質に投資する・・・それが大富豪への最短距離になるのだと思います。
でも、難易度、高いですね。