録画していたNHK-BSの番組「インディ500」を見ました。
F1モナコグランプリ、ルマン24時間レースと並び、世界3大レースに数えられるインディ500。
米国で一番人気のあるこのレース・・・。
アメリカ最高峰のレース。
しかも、2度目・・・大偉業です・・・本当に感動しました。
身長164センチ、体重59キロ・・・小さな大選手です。
日本人7人目のF1パイロット・・・ジョーダンチームやBARチームでも活躍しました。
マシンのシャーシーはイタリアのダラーラ製のワンメーク。
各チームのマシンはカラーリングで見分けるしかありません。
久々に見た「Powered by HONDA」。
ノーズには、Hマークが輝いています。
新型コロナウイルスで自動車業界は大変ですが、頑張ってほしいホンダです。
インディ500は、オーバルコースを200周、約800キロを走り抜ける競技。
反時計周り・・・最高速度370キロで駆け抜けます。
ドライバーには、横Gが4.5かかるそうです。
小さな佐藤琢磨選手・・・2時間にわたる気力、体力のレースを制しました。
本当におめでとうございます!
感動しました。
さらには、優勝インタビューで、コロナ禍や東日本大震災についても触れていました。
多くの日本人が元気と勇気をもらったと思います。
モータースポーツ・・・いいものですね。
日経ビジネスに、佐藤琢磨さんのインタビューが掲載されていました。
サラリーマン、ビジネスパースンに向けたメッセージが素敵でしたので、紹介させていただきます。
もちろん会社で働いている方は、その枠の中で動かなければいけないから制約も多いと思います。
それでもその枠の中で、何かに挑戦することで新しい道が生まれてくる、ということはあるはずです。
トライし続けないと、チャンスは絶対に巡ってきません。
何かありますよね。
できることは必ずある。
何かに挑戦するということは、自分がすごく興味を持つ、興味を持つ何かに対してやる、好きだからやることなわけで。
そういう挑戦をするときって、人間はものすごいエネルギーが出るものなんです。
何とか実現してやろうと、死ぬ気で頑張れば。
そしてその勢い、そのパワーは、やがて周りに伝染していきます。
そして「あ、俺もちょっとそれやってみたい」という仲間が集ってくる。
周りを巻き込むエネルギーになるんですね。
そうしたらしめたものです。
今まで滞っていたものが動き出すかもしれない。
新しいことが始まるかもしれない。
そういうところにモチベーションを見いだしていけたら楽しいかなと。
僕はそのように思います。
F1チームもインディチームも勝つためには、チームマネジメントが最重要。
佐藤さんは、そのチームの中から様々なキャリアを積み上げてこられたんでしょうね。
F1、インディ両方の表彰台に立った唯一の日本人選手。
感動をありがとう!