トランプ大統領候補の狙撃事件・・・世界に衝撃が走りました。
幸運なことにかすり傷ですんで本当にラッキーでした。
撃たれた直後、右手の拳を上に突き上げ、その背景には星条旗と青い空・・・。
アメリカ人の好きなヒーロー像、そのものでした。
この事件で刑事被告人だったドナルド・トランプさんは、一躍、自由主義のリーダー、民主主義の守護者として躍り出ました。
その対抗馬が、民主党のハリス副大統領。
自由と民主主義を愛する強い女性・・・Z世代を中心とした若い人たちにも人気があるそうです。
米国のリーダーは、世界のリーダー。
誰が米国大統領になるのか、世界が注目します。
新聞やネットのニュースを見るたびに何となく閉塞感を感じる今日この頃・・・。
広島出身の岸田総理も、裏金問題や旧統一教会問題、日本経済停滞などで何となく頼り甲斐がありません。
必死の覚悟でロシアとの戦いに臨むゼレンスキー大統領の身体を張った姿勢を見るたびに感動をもらう昨今です。
ニッポンの未来・・・どうなっていくんでしょうか?
リーダーシップとは何か?
過去、多くの学者が研究を重ねてきました。
先天的な素質だとする説、状況に対応できる素養だとする説、変革をもたらすパワーを持っているとする説、メンバーのために環境を創造できるとする説など、百花繚乱のリーダーシップ学説があります。
リーダーシップは、物事を進めていく上でのパワーの源泉、エネルギー。
端的に言うと、リーダーシップとは、「影響力(インフルーエンス)」のこと。
メンバーへの影響力だけではなく、他部門への影響力、上司への影響力(ボスマネジメント)など、コミュニケーションという手段を用いて、上下左右に発揮されるものといわれています。
今まで、リーダーシップに関する言説についてメモし続けてきました。
以下、箇条書きでメモを再現させていただきます。
リーダーシップは、その人の持つ想い、熱意を土台とした行動によって発揮される。
リーダーシップセオリー・ジャングル
リーダーシップ論の歴史は、生まれつき論、体型論、性格論など、様々な説があるが、これを身に着ければリーダーシップが強化できるという魔法の杖はない。
人々はマネージされたがってはいない・・・リードされたがっているのだ。
持論アプローチ(金井嘉宏・神戸大学大学院教授)
リーダーシップは自分自身の経験、体験、キャリアに基づいた「持論」がベースとなる。
「わたしならではのリーダーシップとは何か?」を問い続けること。→マイ・リーダーシップ
シチュエーショナル・リーダーシップ
人の成熟状況を見て、リーダーシップスタイルを変える
リーダーシップとは、メンバー(フォロワー)がついてくること P.ドラッカー博士
ファシリテーション力も必要
人を動かすのは、期待、声かけ、返報性。
最も新しいリーダーシップ論は、コッター博士の組織を変える「変革型リーダーシップ」。
組織もより良き方向に変えていくチカラを持つリーダー像が示されています。
オバマ前大統領や本田宗一郎さんや井深大さんあたりが該当しそうです。
また、サーバント・リーダーシップも最近のはやりです。
サーバント、召使のように部下、メンバーが働きやすいように環境を整え支援するリーダーが高い成果を出すと指摘しています。
最近、リーダーシップについて思うのは「リーダーシップとはメンバーのために良い環境を作ること」と定義しています。
働きやすい環境づくり、動きやすい環境づくり、明るい環境づくり・・・最近言われている前向き、建設的ならば何を言っても許される心理的安全性の高い職場や家庭の環境づくりといったところでしょうか。
そういえば、小中学校、高校、大学でもリーダーシップの教育というのはなかったように思います。
リーダーシップを強力に感じたのは、学生時代のスポーツ・クラブ活動でした。
スポーツ万能で身体から強いオーラが出ている・・・そういう彼彼女には全く歯が立ちませんでした(笑)。
これはもう付いて行くしかないと思った瞬間が多々ありました。
リーダーシップは言葉だけでは伝えられない特性があります。
でも、リーダーシップ教育は社会人、学生の必修科目。
リーダーになれないと思ったら、メンバーシップを発揮してリーダーを支えていかなければならないと思います。
吉田松陰先生の松下村塾のように、世のため人のために尽力するリーダーを輩出する教育が、今こそ必要なように思います。
出でよ!ニッポンの新しいリーダー!