日経ビジネス誌2022/7/11号の特集記事は、東京。
「TOKYO再起動 衰退か進化か」というタイトルです。
日本の国力、経済力の停滞・・・。
人口減少、少子高齢化、地方が衰退し、もはや先進国とは言えない状況になっています。
そんな中でも、首都東京だけは一極集中でパワーを温存しています。
しかしながら、2021年はコロナ禍で23区内からの人口流出が人口流入を上回り、2030年頃からは都民人口が減少傾向を示すと言われています。
23区内の新築分譲マンションは8000万円を超えています。
東京・・・富裕層しか住めない街になりつつあります。
Contents
Part1 都心でも人口流失の衝撃 迫るは市場悪化か新市場の創出か
Part2 TOKYOを世界に売り出せ 街が培った知見で世界中を魅了する
Part3 ユニコーン企業の揺りかごに 後れをとった東京 起業の街への巻き返し
この特集記事の「データで見るTOKYO」。
・経済規模ではオランダ一国を上回っている
・世界一のグルメ都市・・・パリやロンドンにダブルスコア
・ロンドンは文化・交流、ニューヨークは経済・研究開発、東京は圧倒的な強みなし
なるほど・・・分かるような気がします。
世界のメガロポリス、大都市と渡り合うために、東京の再開発も加速しています。
品川・・・リニア結節点、世界と繋がるビジネス街
虎ノ門・・・住職接近の巨大街区が交通の要所に
日本橋・・・水辺の回遊性向上で「歩いて楽しい」街に
なかなか魅力的な東京の未来がデザインされています。
ただ、大震災や富士山噴火などの天災も想定されており、東京一極集中のリスクも無視するわけにいかないと思います。
この特集記事の最後は「世界のTOKYOを再起動する3要素」を取り上げています。
要素1 多様性の創出
要素2 強みの再確認
要素3 挑戦者の育成
これから東京が、どのように進化していくのか?
遠くから見守りたいと思います。