CASE(繋がる、自動運転、シェア、EV)と言われて、もう数年経ちますが、日本国内では遅々として進んでいないように思います。
EVに充電するための電気ステーションも普及していませんし、EV時代の販売台数が伸びていません。
日経ビジネス誌2023.8.14号の特集は「中国から狙うEV新王者 BYD徹底解剖」。
中国を代表するEVメーカーです。
Contents
Part1 浸食される日系メーカーの牙城 新型EV、アジアを席巻 テスラも射程圏内に
Part2 新技術育む「垂直統合」 人材、スピードも
Part3 伸びる中国デザイナー 自動運転に弱点あり
Part4 次なる行っては「高級」見えない米国戦略
BYDの創業者は貧しい農村出身の王伝福さん。
10代で両親を亡くしますが、兄の支援もあり中南大学冶金学部、北京有色金属研究所で修士を取った苦労人です。
ハングリー精神、アニマルスピリットを持って1993年にBYDを創業。
「投資の神さま」投資家ウォーレン・バフェットから投資を受けたり、トヨタとEV共同開発するなど話題性も抜群です。
「BYD」は、Build your Dreamsの略・・・「あなたの夢を作る」という想いが込められています。
記事によるとタイでは、既に1/3のEVがBYD製とのこと。
世界でも、米国テスラと肩を並べてシェアを拡大、増加させています。
恐るべしBYDです。
30年前、中国製や韓国製の白物家電を買うとは思っていませんでした。
半導体だって、スマホだってアジア製というだけで???でした。
いつか来た道・・・。
EVの世界でも、いつ何が起こるか誰にも分かりません。
日本の基幹産業でもあるトヨタ、ニッサン、ホンダ・・・EVに乗り遅れると、あとは転落の道しかないように思います。
がんばれ!ニッポン