お盆の期間、旧広島市民球場跡地の「ひろしまゲートパーク」で夕刻に開催されている盆踊り大会。
浴衣を着た広島市民が「盆ダンス」・・・老若男女が踊ります。
1945年8月6日に米軍による一発の原子爆弾投下で広島の街は廃墟となりました。
14万人の人たちが虐殺されました。
この「ひろしま盆ダンス」、犠牲となった人たちの御霊を慰めるために戦後始まったイベント。
個人的には、「ひろしま盆踊り」で良いと思うのですが、なぜか「ひろしま盆ダンス」。
ちょっと違和感があります。
こうして平和に日々暮らせること、本当にありがたいことです。
78年間、戦争をしなかった日本と言う国。
誇るべきことだと思います。
ただ、東アジアは、最近ちょっとキナ臭い状況です。
北朝鮮の核、ミサイル、台湾海峡の緊張、尖閣諸島へ忍び寄る中国船・・・。
この国、この平和を守っていかなければなりません。
戦争ではなく、外交力により平和を維持すること・・・国連もあまり機能せず、これは超難問と言えます。
それでも、すべての人を不幸にする「戦争」は絶対にしてはなりません。
平和ボケしていると、「平和」は、空気や水と同様タダだと感じがちです。
平和維持は、莫大なコストがかかることを認識し、しっかりと準備することが必要だと思う昨今です。