ウクライナの戦争が始まり500日。
落としどころの見えないロシアの侵略戦争・・・本当に胸が痛みます。
今週の日経ビジネス誌2023.7.10号の特集は「戦場のDX 防衛産業をアップデートせよ」。
政府も5年間で防衛費を43兆円とすると発表しました。
台湾海峡、朝鮮半島、米中対立・・・日本を取り巻く環境もキナ臭くなってきました。
先の大戦の悲惨さ・・・脳裏をよぎります。
Contents
プロローグ ドローン利用の巧拙が戦局を変える
Part1 国ぐるみサイバー攻撃 先回りの防衛策を急げ
Part2 AI、2次電池、無線通信・・・再定義される防衛産業 あなたの仕事が役立つ日
Part3 DXが導く未来の戦争 ロボット兵士がやってくる 殺人マシンは人道兵器か
エピローグ リスク踏まえ抑止議論のリードを
ウクライナの戦争は、従来の砲撃、地上部隊の投入という戦い方と大きく変わっています。
情報収集や爆撃のためのドローン投入。
SNSによる情報戦。
サイバー攻撃。
AI投入。
最新のテクノロジーを使ったデジタル戦争の様相を呈しています。
もう戦争は御免ですが、国防なくして、国民の命と財産を守ることができません。
あまり触れたくない戦争話ですが、現実を直視しなければならないと思います。
今回の特集では、ウクライナの戦争のさらに先を読み、未来の戦争について解説していきます。
リチウムイオン電池や有機正極2次電池、水中ロボット、無線通信、デジタル技術・・・今まで戦争とはあまり関係ないと思われていたことが戦力になるとのこと。
従来のような戦車の数、軍艦の数、兵力数などよりも、ソフトパワーが勝敗を決めると指摘しています。
さらには、戦場ではLAWSと呼ばれる「自律型致死兵器システム」、ロボット同士が戦うというカタチになるようです。
まるでビデオゲームで対戦するように、お互いディスプレイの前でマウスを動かして戦争するということになるのでしょうか。
これでは、何のために戦争をしているのか分かりません。
これから、防衛産業や軍需産業は株価も上がり企業価値も高まってくることでしょう。
政府は兵器の輸出なども検討しているようです。
いつか来た道を再び歩もうとしているのではないでしょうか?
でも、もう戦争や核は、絶対に御免です。
日本国は、サイバー、テクノロジー、ロボット、AI、デジタル、ドローンなどの最先端技術でハリネズミのような国防体制、専守防衛体制を作り上げることが出来ると思います。
平和外交とともに民主主義陣営との連携で難局を乗り切っていかなければなりません。